阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ43)

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午後3時ページ43

今日は午前中で仕事が終わり、早い時間に家に帰れるみたいで、家に帰ったら何をしようか。

歩きながら考えているとふんわり甘い匂いが私の鼻をかすめる。

匂いがするほうを見ると美味しそうなお菓子屋さんが。

『…久しぶにお菓子作ろう』

そうと決まれば、スーパーに買い出しに向い真っ直ぐ家に帰ってきた。

お菓子作りの準備をしようとエプロンを着けキッチンに立ったタイミングでメッセージの通知音。

スマホを確認すると亮平くんからのメッセージ。

阿部亮平Aちゃん。仕事早く終わったんですけどこれから会えたりしますか?

Aお疲れ様。うん!私も今日早く終わって今家でお菓子作ろうとしてたんだ。良かったら食べに来てください!

メッセージを返すと直ぐに既読になり

阿部亮平楽しみだな。今から向かうね

亮平くんのメッセージにスタンプを返し、亮平くんが来る前に作り終わりたいと思い、お菓子作りを始めた。

そんな凝ったものを作る予定もなくシンプルにクッキーを焼こうている。

家にあった適当な型を選び生地をくり抜き、オーブンでクッキーを焼くこと10分ちょっと。

甘い匂いが部屋を漂っていた。