阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ5)

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｢…仕事だから仕方がないのもわかってる。けど嫌なものは嫌なんだ。Aちゃんが他の誰かとキスするの…お願いだから他の誰にも愛想振り撒かないで。俺とAちゃんの間に入る隙与えないで。それがふっかでもラウールでも慎太郎でも｣

私の目線の少し下には、なんとも言えない表情をした亮平くんの姿。

さっきまでの時折見せる嫉妬した目。

でも、理解もしなきゃいけないと思ってる葛藤。

亮平くんがの言葉１つ１つが、私を愛してくれてる言葉に聞こえてくる。

『…亮平くん。私は亮平くんしか見てないよ』

｢…Aちゃん｣

『亮平くん以外の人にときめいたりしないし、亮平くん以外の人にもしキスされても嬉しくない。それに、亮平くんとのキスが1番気持ちよくて温かくて幸せになるの…だからそんなに不安にならないで』

優しく頬に触れると、その手を掴み指を絡ませる。

｢こんな、嫉妬心丸出しで本当にごめん…｣

『全然。それだけ愛されてるってことだから』

｢…ねぇ、Aちゃん。キスしたい｣

『えっと…』

｢嫌？｣

『ううん。嫌じゃない』

私の返事を聞くとすぐ、下からすくい上げるように私にキスをされ、そのキスをスタートに甘く深くそして、亮平くんの愛を感じさせるキスが続いた。