阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ33)

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迷惑な訪問者※ ページ33

※微裏な表現あり。
ウイルスとかない世界です。

『…ん…はっ』

｢…Aちゃんいい？｣

『…うん』

夜の営みの最中、お互いの興奮度が最高潮に達する寸前。

準備を済ませて、あと一歩のところで寝室の扉の隙間から聞こえてくるインターホン。

時間を見ると夜11時。

きっと誰が部屋を間違えてるんだと思い、無視をしようとしていたが連続して押されるインターホンに気が散る。

『…りょ、亮平くん。』

俺の下で、組み敷かれるAちゃんは心配そうに俺を見る。

その間にも鳴らされるインターホン。

『…出た方が…いいんじゃないかな？』

｢はぁ…すぐ戻ってくるか待っててね｣

おでこに優しキスを落とすと、せっかく準備をしたものを取り払い、乱暴にゴミ箱に投げ捨て、パンツとズボンだけを乱暴に履き寝室を出た。

インターホンの前に立ち目の前のモニターを見ると、そこには俺の知ってる2人組。

通話ボタンを押して声をかける。

｢…何時だと思ってるの？｣

深澤｢やっとでたよ阿部ちゃん｣

渡辺｢近くで2人で飲んでて、阿部ちゃん家近いなって思って水をもらいに｣

｢絶対嫌だ。それに、なんでエントランス抜けて家の前にいるわけ？｣

深澤｢えー。タイミングよく開いたから｣

セキュリティ的には大問題だと思いながら、迷惑な訪問者達は家の前にいるし、酔っ払ってるからか帰る気配がない。