阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ29)

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田中｢おい！！！俺に話来てねえよそんなの！！｣

『うるさ…。絶対にこうなるから言わなかったの』

田中｢しかも、撮影終わったって？｣

『はい。もう終わりました。先日』

下着のモデルの撮影も終わり、近日中に発表されるということでやっとメンバーに報告をすると案の定、樹の叫び声が楽屋に響いた。

森本｢阿部ちゃんはいいって言ったの？｣

『うん。やった方がいいって言ってくれたから』

髙地｢さすが阿部ちゃんだね｣

『でも、少し複雑そうだったし変だったけど』

撮影前日には、スタッフは男の人がいるのかとか色々聞かれたけど、『流石にいないんじゃないかな？』って答えたら、すぐ真顔になって｢それもそうか｣なんて言っていた。

ちょっとだけ抜けた亮平くんがいたのを覚えてる。

下着のモデルの撮影終了後写真を何枚か貰い、亮平くんに見せると、｢え！可愛いね｣と褒めてくれたりして、やっぱりやってよかったなんて思ったりもした。

『一応亮平くんには写真見てもらって許可出てるんで』

田中｢え！俺も見たい！｣

ジェシー｢さっきまで反対してたじゃん｣

田中｢うるせぇ｣

『いいよ』

スマホの画面をみんなに見せると、興味津々にスマホの画面を覗く。

松村｢へぇ。可愛いね｣

『でしょ？派手すぎずシンプルでいろんな色があるんだよね。しかも着け心地がいいから。ぜひ女の子に身につけてもらいたい』

京本｢可愛い下着って思うけど、着け心地までは俺らには分からないな｣

『まぁ、こればっかりはね』

ジェシー｢これCMやるの？｣

『うん！明日から解禁予定』

そんなことを伝えるとまた、樹の叫び声が楽屋に響いた。