阿部が恋したのはSixTONESの紅一点2 (ページ40)

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目黒｢阿部ちゃんじゃなくっていいの？｣

向井｢おい、めめ｣

めめの発言を聞いてる限り、きっとあの事聞いたんだろうな。

亮平くんはいつから、私のことをそう思ってくれたんだろう。

『…めめってたまに残酷だよね』

目黒｢俺は、Aに幸せになって欲しいんだよ｣

『私は亮平くんの隣にはいられないよ。だってアイドルだもん』

目黒｢そんな法律ないイレギュラーだって起こる可能性だってあるよ｣

『…私は冒険しない主義なの。それに、私亮平くんの事をそういう風に思ったことないよ…そばにいて落ち着くけど、きっと違う』

目黒｢…｣

ムスッとした顔をして私を見てくるが、私は動じることなくめめを真っ直ぐ見つめ返す。

目黒｢後悔したも知らないから｣

『大丈夫だよ。後悔しないから』

テレビの電源を落とし、私たちはまたゲームの続きを始めた。

後悔なんてしないよ。

今の私には、亮平くんの隣よりもSixTONESの隣にいる方がいいんだ。

それが私の答えなんだよ。

私の為にも、亮平くんの為にも、SixTONES、SnowManの為にも、みんなの為に。