阿部が恋したのはSixTONESの紅一点2 (ページ4)

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5歳児は罪な男だってページ4

森本｢今日もあっちぃ｣

『暑くなるから静かにして』

ダンスレッスンでたまたま事務所の下で一緒になった慎ちゃんとスタジオへ向かっていると、角から阿部くんと翔太くんとラウちゃんとふっかママに遭遇した。

ラウール｢Aちゃん！！｣

『うわ。相変わらず大っきいね』

会う度に抱きついてくるラウちゃんを受け止める。

『あ、翔太くんこの前はご馳走様でした』

渡辺｢お、おう｣

自分から壁があるなんて言ってたのに、いざ言われると恥ずかしいのだろうかぎこちない返信。

森本｢Aしょっぴーのこと名前で呼んでたっけ？｣

『ううん。ちょっと前までは渡辺くんだったけど壁があるって言うから翔太くんに変えたの』

深澤｢翔太…お前は罪な男だよ｣

ラウール｢しょっぴー…｣

私にいまだ抱きついているラウちゃんは冷たい目で翔太くんを見つめていた。

渡辺｢あーー！じゃもう渡辺でいいよ！｣

『なんでそうなるの？』

ラウール｢ねぇねぇAちゃん。しょっぴーの事を名前で呼ぶんだったら阿部くんのことも名前で呼びなよ｣

『阿部くん？私は構わないけど…』

阿部くんの方を見るとパチンと目が合う。

｢えっと、俺は全然いいんだけど…無理しなくていいから｣

ラウール｢はい！阿部くんも言ってるから！｣

『え、あうん。りょ、亮平くん？』

すると、以前の翔太くんのように耳まで真っ赤になり顔を覆った。

『やっぱり嫌だった？』

深澤｢大丈夫大丈夫｣

楽しそうなSnowMan3人を見ていると慎ちゃんが私の肩を叩く。

森本｢時間やばくね？｣

時計を見ると、集合時間10分前。

『やば。私たち行くね』

ラウール｢バイバイAちゃん！｣

みんなに手を振り、私と慎ちゃんはスタジオへとダッシュした。