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『私邪魔しちゃ悪いから先帰ってる』
「うん、下まで送るよ」
『もう大丈夫だよ』
宮舘「A送ってもらいな?」
舘さんの言葉で、Aはちょっと悩みながらも頷く。
「ちょっと出てくるね」
Aに手を振り2人が出ていくのを確認すると、全員がホッとする。
岩本「…お前らふざけんなよ」
深澤「まさか、Aが泣くなんて思わないだろ?」
宮舘「…翔太。そろそろ俺が怒るよ」
渡辺「…ごめんってマジで」
佐久間「Aは本当に阿部ちゃんのこと好きなんだね」
例えの話で、泣いちゃうくらいだもんな。
どれだけ好きなんだよ阿部ちゃんのこと。
ラウール「何があったの?」
向井「ラウール知らないでええこともあんねんで」
ポンッとラウールの肩に手を置く康二。
ラウールは分からなくて頭の周りにハテナマークが沢山浮かんでいる。
それからしばらくして、阿部ちゃんが帰ってきてラウールがいるからか何事も無かったかの様に、撮影を始める準備をしていた。
きっと、早く帰りたくなっちゃったんだろうな。
そんな阿部ちゃんを見ながら、嬉しい気持ちになりつつ、もうAの事を泣かせないって心に誓った。
だって、怖いんだもん。
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2021年8月17日 14時