ブルーベリーみるく担当は女の子です。【5】 (ページ35)

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今日コケの1ヶ月～12～ページ35

紫「ほんまにいいん...？」

まだ柱にくっついてる

「いいよ」

紫「なんでそこまでしてくれるん？」

「ん～
紫耀は私の恩人だから...かな？」

紫「俺のな？恩人はな？
Aやんよ」

「え？私？」

紫「ジャニーズに入ったばっかの頃...ダンスしかできん俺に希望の光くれたのAやねん」

「...お互いさぁ、辛かったんだね
つらさが分かるからこそ、助け合えたんだよ」

紫「あのな？俺な...」

「ん？」

紫「...さっきのお店行きたい」

「え？」

紫「さっきのせんべい屋さんのゆれおかきめっちゃ買いたい」

「あ...じゃ、じゃあ行こうか？」

紫「時間はまだまだあるで...！！
とことん楽しもや！！」

「急にテンション上がったなぁw」

紫「ほーらボーッとしないで行くでっ！」

パシャ

紫「あ！今撮ったやろ！」

「紫耀の楽しそうな顔ゲット～」

紫「びっくりするやん...」

パシャ

「紫耀の落ち込んだ顔ゲット～」

紫「もうなんなん！？
そんなに撮るなら平野紫耀写真集作ってもらうからな！！」

「なにそれw」

紫「Aが撮った俺の写真で写真集作るんや！
これはめっちゃ売れるで！」

「いくらで売るの？w」

紫「んー...3000円とか？」

「...まぁ紫耀のファンなら買うねw」

紫「あ、500円？」

「あー...w」

紫「まぁそこらへんは廉に決めてもらう！！

時間もったいないなら行くで？」

「はーいっ！」

・

さ「今頃紫耀くん楽しんでるんだろうな～」

坂「ですねw」

さ「あ、健太郎くんはAとどう知り合ったの？」

坂「カフェでw」

さ「カフェ！？ドラマとかじゃないんだー！」

坂「お互いプライベートでカフェに来てて、その時からAの存在は知ってたんですけど」

さ「うんうん」

坂「そこのカフェカウンターもあって、俺とAは偶然隣同士だったんです
しかもお互い1人で

で、そこのコーヒーを飲んだ時に「うま」ってハモってw」

さ「えーそんなことあるんだ！」

坂「そこから友達になりましたw
そのあとテレビ局で会ったり同じ番組に出たりして仲良くなった感じですかね」

さ「プライベートで友達になるってすごいね！」

坂「僕は全然...
Aのコミュニケーション力が高くて、すごく話しやすかったんです
その日のうちに敬語もとけて」

さ「いいな～私まだ敬語だよ？」

坂「先輩ですからw」