ブルーベリーみるく担当は女の子です。【5】 (ページ34)

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今日コケの1ヶ月～11～ページ34

紫「いやっ！」

「紫耀」

紫「離れたくないー」

坂「スタッフさんも困ってるから」

紫「いやや～」

さ「あらら...」

午前中4人での観光はめちゃくちゃといっていいほど楽しかった

町の人もいい人ばかりだし、たくさん写真も撮れて

そして昼になり、いよいよ東京に帰るのだ

紫耀は観光がよほど思い出になったのか、この町から離れたくないと言いだし駅の中の柱にくっついている

スタッフさんたちも困った様子

『時間があまりありませんのでっ...』

さ「私夜から仕事入ってるんだよね～」

坂「俺もです」

「紫耀は？」

紫「俺はない
...だからまだいるっ！！」

「はぁ...

スタッフさん！すみません！
先に帰っててもらってもいいですか？」

さ「え！Aちゃん！？」

「私も今日仕事入ってないので！」

坂「でも...」

「紫耀、私と観光しよっか？」

紫「...ええの？」

「うん！でもその代わり、今日の最終新幹線で帰るよ？」

紫「...うん、わかった」

「ってことなので！とりあえず私と紫耀のキャリーバッグは東京についたらマネージャーに渡してください！」

『大丈夫なんですか？』

「大丈夫です！
絶対に最終で帰ります！！
マネージャーには私の方から連絡します！」

さ「まぁこれが1番手っ取り早いかな」

坂「こうでもしないと俺らが帰れないですから
ね...」

「紫耀なら任せてください！！」

『分かりました！平野さんは夢野さんに任せます！
荷物は任せてください！あと、東京に戻ってきたら連絡してくださいね！』

「はい！」

さ「じゃー！また次の撮影で！」

「はい！お疲れ様でした！」

坂「紫耀のこと、頼んだよ」

「うん！任せて！」