ブルーベリーみるく担当は女の子です。【5】 (ページ20)

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みるく167 ページ20

ーー収録後ーー

勇「お疲れ様です」

マネ「家まで送ろうか？」

勇「いえ、今日は用事があるので」

マネ「そう」

勇「あのっ」

マネ「ん？」

勇「輝木あずみさんって知ってますか？」

マネ「今日の共演者だよね
彼女はAと中学・高校が同じなんだ
なかなか主演はできず脇役ばかり
しかもいい役しないんだよね～」

勇「性格とかって...」

マネ「男に媚びて、女に嫌われるってやつかな」

勇「そう、ですか」

マネ「なに？どうした？」

勇「いや！なんでもないです！
初見だったので気になって...」

マネ「そう
彼女は人気俳優ばっかり狙うらしいから、気をつけてね」

勇「はい...！」

・

あずみ「佐野さんおそーい」

勇「すみません」

あずみ「マネージャーに私のこと聞いてた、とか？」

勇「え...」

あずみ「冗談冗談！」

勇「...話は」

あずみ「こんなとこでできませーん、ね？
私についてきて」

なんて言われて腕を引かれた

あずみ「佐野さんって～あ、勇斗くんって～」

勇「なんすか」

あずみ「なんでAなんかと付き合ってるの？」

急に呼び方変わるしタメ口(_ _)だし...

勇「なんでって...好きになったからですけど」

あずみ「どこがいいの？」

勇「人一倍努力家で、笑った顔が輝いてて...」

あずみ「努力家で笑顔が良ければ誰でもいいんじゃないの～？」

勇「え？」

あずみ「Aだからっていうところないわけ？」

勇「...なんなんですか、なにがしたいんですか」

あずみ「私はただ...あなたとAが不釣り合いって言いたいの
しかも勇斗くんはAの闇知らないんでしょ？」

勇「だからそれは」

あずみ「あっ...」

転けそうになるあずみを支える勇斗

あずみ「...ありがとう...ふふ」

勇「いえ...」

あずみ「勇斗くん？」

勇「はい」

あずみ「Aの闇、知りたかったらさ...

ここで話そう？」

あずみが指を指した先は...