What is LOVE？_BTS_JK_ (ページ17)

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両思いになったからといって、そう上手くはいかないようですページ17

ジウside

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呼び出されたのは駅中のチェーン店のカフェ

ヒールで疲れた足をマッサージしながらコーヒーを啜っていると、あいつはやって来た

ジウ「呼び出しといて遅いじゃないの」

グク「すまん、ちょっと長引いた」

テーブルに置かれたトレーには自分用のコーヒーと、恐らく私への献上品であろうモンブランが乗っていた

グク「ちゃんとしたお礼は今度三人で飯行った時に」

ジウ「ん。いいだろう」

つい二日前、ダイエットしようとか思ってたのに私の手は当たり前のようにモンブランを掴んだ

ジョングクはコーヒーを片手にチラチラとこちらを見てくる

言いたいことがあるなら早く言ってほしい

まぁどうせ自慢話だろうが

グク「‥‥‥俺は夢を見ているのかな？こんなにも幸せになれる日がくるとは思わなかった！！」

さっきまでほぼ無表情だったのに

突然気持ち悪い顔するから心臓に悪い

ジウ「はいはい、おめでとう。長年の想いが報われて良かったねー」

グク「もっと言って！もっと言って！」

ジウ「調子乗んな！」

色々耐えながらAを想い続けてきたジョングク

私はAの親友としてその姿を見てきた

相談に乗ったこともAに探りを入れたことも数え切れないほどある

絶対結ばれないとは思ってなかったけど、ジョングクが奥手すぎるのと、Aが鈍感すぎるのとでかなり難航するだろうとは予想していた

私はジョングクが諦めるか、友達関係が続くか、Aが急に彼氏つくってくるかのどれかだと思ってた

それくらい、二人には恋愛のれの字も無かったから

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