What is LOVE？_BTS_JK_ (ページ13)

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テテ「聞けば、ジョングガとあんなことやこんなことがあったとか」

「誰から何をどう聞いたのさ‥‥」

まだ会って10分くらいだけど、もう既に限界がきてる

本来私はツッコミなんてできないんだよ

テテ「遂に大人になるんだね、Aとグガは。いつかはこんな日が来ると分かってたけど、寂しいよ」

「まぁ、うん‥‥、ね、」

なんのことを言ってるのか分からないけれど、説明を聞くのも訂正をするのも面倒くさい

こんな時は分かったフリしてスルーするのが一番

テテ「そんな寂しいオッパから、愛する妹にメッセージを贈るよ」

ふざけていた瞳が、いつの間にか落ち着いた色に変わり、どことなく表情がオッパらしくなった

テテ「人は年を取れば勝手に大人になるし、色んな経験をすれば頭も良くなる。上手な世の渡り方を知って、時にはズルい大人になる事もあるだろう。だけどこれだけは忘れないでほしい。いくら大人になっても愛するという気持ちは制御できないし、愛の前では誰もが子供のようになる。だから愛することを恐れないで」

まるで、子守唄のように

スラスラと綴られる言葉は素直に心に入り込み、ジョングゥのことを複雑に考え過ぎていた頭にスッと風が吹いた

テテ「お前とジョングガならきっと上手くいくよ。この前天使様が俺にそう囁いたんだ」

どうやら私にだけでなく、オッパの元にも天使様がやってきたらしい

「ありがとうオッパ。気持ちが落ち着いたよ」

マイペースでのんびりしてて、たまに空気が読めないオッパだけど、その穏やかな空気のお陰でいつも心の荒波を鎮めてくれる

オッパは私の精神安定剤だ

テテ「あ、ねぇねぇ。この後泊まりにいっていいよね？」

そう言ってお泊りセットを堂々と見せてくるオッパ

「また来んのかよ！」

オッパのお陰で落ち着いた心は、オッパによって荒波に逆戻りした

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後日

「疲れた‥‥。休日の二日間ずっと居座られた‥」

グク「お陰で俺、ここに来れなかったし」

「全部ジョングゥのせいだからね！兄妹でデートなんて」

グク「楽しくなかった？」

「‥‥‥楽しかったよ！！」

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