EPISODE.41 ページ41
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文化祭当日になった。
学校全体が浮かれモードで、みんな和気あいあいとしている。
俺ら5人が並んで歩くと、すごい大男たちの集まりみたいでちょっと笑えた。
俺らは午後に自分たちのクラスがやるお化け屋敷の手伝いをしないといけないから、午前中だけほかのクラスの出し物を回る予定。
慎太郎はお化け役で参加するらしい。
俺は完全に裏方で、やってきたお客さんに生首を垂らす役。
ジェシーと樹は受け付けらしい。
「北斗、わたあめ食べな！北斗に似合うから」
「似合うってなんだよ。別に食べたくないよ」
「いいからいいから」
無理やりわたあめを持たされて、ジェシーは俺の写真をパシャパシャ撮ってる。
何やってんだこの人は。
周りも同じ気持ちだったらしく、樹は呆れたように笑ってた。
「北斗といるとジェシーこんなだから、きょもも慣れてな」
「うん、大丈夫。ジェシーうけるね」
こんな感じで俺らも和気あいあいとしながら、過ごしていた。
「あっ、ジェシーそろそろ体育館行かなきゃ！」
「あ、そうだった」
11時頃、そろそろお昼ご飯食べようかって時。
京本が突然声を上げた。
｢俺ら2人でデュエットすんの、みんなも来てよ｣
どうやら体育館でやっている企画に参加するらしい。
ダンスとかバンドとかお笑いとか、何でもありの出し物大会。
ジェシーと京本が2人で出るなんて知らなかった。
俺らは3人でジェシーと京本の舞台を見にいくことにした。
体育館はすごい熱気だった。
どうやらめちゃくちゃ盛り上がっているらしい。
俺らは後ろの方でジェシーたちの出番を待つことにした。
「ジェシーって歌上手いの？」
「お、北斗はジェシーの歌聴くの初めてか！」
「あいつめっちゃ上手いよ！そしてきょももやばい」
「へー、知らなかった」
樹と慎太郎と雑談していると、ジェシーと京本が出てきてすごい歓声が上がった。
どうやら、1年生のときも2人一緒にこの舞台に立ったらしい。
同級生からは待ってましたと歓声が上がり、後輩からはかっこいいと叫ばれていた。
そうか、京本はもちろん美少年だけど、ジェシーもやっぱりかっこいいんだな。
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たむら(プロフ) - なつほく。さん» ありがとうございます。初めてコメント頂けてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします( ˘︶˘ ) (5月7日 19時) (
レス) id: 9b094e61db (このIDを非表示/違反報告)
なつほく。(プロフ) - はじめまして！ほくじぇの2人が好きで読ませて頂いています！！お気に入り登録もさせて頂きました！！これからの更新も楽しみにしています！！ (5月6日 23時) (レス) id: 77d33224f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たむら | 作成日時：2022年2月22日 22時
