YouTuberの幼馴染みと (ページ28)

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進路ページ28

あ｢ってことがあったんだよねぇ～｣

マ｢懐かしいなぁ～｣

ら｢へーあの後そうなってたのか！｣

ジン｢あれから1年経つんだな｣

北原｢おーいお前らもう3年だぞ？

進路は決まってるのか？｣

ら｢北原せんせーい！｣

あ｢進路ねぇ...｣

マ｢俺は決まってるけど｣

ジン｢俺も｣

北原｢なんだ、聞かせてみろ｣

マ｢俺って前からYouTubeしてるじゃないですか？｣

北原｢あぁ、事務所にも入ってるんだろ？

学校は許可したからな｣

マ｢それで今、自分で言うのもアレなんですけど

YouTube界でトップに近い存在なんですよ｣

北原｢お前が？｣

マ｢おかしな話だと思うんですけど、そうなんです

YouTubeってあまく見られてるけど、実際は

ふざけ半分でやるもんじゃなくて｣

北原｢おう｣

マ｢俺はお金のためにYouTuberしてるんじゃなくて

自分のやりたいことをするためにしてる

だからこの先もずっとYouTuberを続けていきたいんです

今のところは親を養おうとも考えてます｣

北原｢YouTubeだけで生活できんのか？｣

マ｢正直言って世間的にYouTubeだけで食っていくのは難しいです

でも、今の俺のYouTubeの収入では普通並の生活はできます｣

北原｢俺より稼いでるのか？w｣

マ｢それは分かんないっすけど、

月によって入る量も差が出てきます

でも俺毎日投稿してるんで、それなりには｣

北原｢なるほどなぁ

俺もたまにお前の動画見るけど再生回数すごいもんな

登録したよw｣

マ｢ありがとうございます｣

北原｢俺もお前がふざけ半分でやってるとは思わないし、YouTubeを職業にすることも反対はしない

先生として生徒の進路は応援したいし、

反対して生徒の人生を曲げたくはない

だから俺は応援するよ

なにより、お前が真剣に話すから本気だってこと

すごく伝わってくる｣

マ｢ありがとうございます...！｣

あ｢先生？｣

北原｢どうした？Aの進路はどうなんだ？｣

あ｢私も...YouTube続けたいんです｣

北原｢あぁそう言えばAは半年前にYouTube始めたんだっけな｣

あ｢うん...じゃなくてはい！｣

北原｢お前はYouTubeだけで生活できるのか？｣

あ｢正直言って...分からないんです｣

ジン｢マホトはどう思う？｣

マ｢大丈夫だと思うよ、Aなら｣