YouTuberの幼馴染みと (ページ21)

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×ジンページ21

マ｢ジンおまたせ｣

ジン｢別に待ってねぇけどw｣

マ｢あ｣

ジン｢で、らむは何してんの？｣

マ｢Aの服着替えさせてる｣

ジン｢ほぉ｣

マ｢なに？｣

ジン｢別に～｣

マ｢(=_=)｣

ジン｢マホト、就職とか進学とか決めてる？｣

マ｢...高2はそういう年か｣

ジン｢俺はさ、美容師になりたい｣

マ｢それはなんで？｣

ジン｢俺って髪いじるの好きじゃん？｣

マ｢まぁ確かに｣

ジン｢遊び心じゃなくて、本気で人を進化させたいし、

その人の望む姿にしてあげたい｣

マ｢お前もちゃんと考えてんだな｣

ジン｢マホトは？｣

マ｢俺？｣

ジン｢高校卒業したらどうするの？｣

マ｢...｣

ジン｢迷走中ですか｣

マ｢正直言うと、悩んでる

このままYouTuber続けて、もっと上を目指したい気持ちもあれば、

YouTuberという仕事の不安定さ

今はみんなから支持してもらっても、この先落ちるかもしれないから｣

ジン｢ふーん｣

マ｢だからといって、就きたい職業もない...｣

ジン｢いいんじゃないの｣

マ｢は？｣

ジン｢YouTuberでいいんじゃないの｣

マ｢？｣

ジン｢お前が輝ける場所はYouTube

YouTuberのお前は誰よりもキラキラしてる

伸び伸び、1番自分らしく自分のしたいことできて、

みんなに届ける、これがお前の道だろ？｣

マ｢ジン...｣

ジン｢まぁ、親と話すのが1番かもな｣

マ｢ジンは親と話した？｣

ジン｢美容師になりたい、とは言ってあるよ

親は"ジンが決めたことなら応援する"って｣

マ｢仕事がYouTuberだなんて応援してくれるのかな｣

ジン｢大丈夫大丈夫！

親はお前が頑張ってること知ってるし、

お前がしたいこと反対しないよ

親って子供の幸せを願うもんだろ？｣

マ｢今日のお前いいこと言うな｣

ジン｢俺はもともとそういう人間｣

ら｢マホト～終わったよ～｣