ワタナベ家族と仲間家と

ジンくん ページ32

あ｢...なんでいんの｣



リビングには誰もいないと思っていた


だって子供たちは子ども部屋にいるし


マホトもそこで編集しながら遊んでるし


サグワはライブでいないし


相馬さんは病院行ってるし






あ｢忘れ物？｣


ジン｢ううん｣


あ｢ジンくん家隣でしょ？

らむは？なにしてるの？｣


ジン｢あいつは今日仕事｣


あ｢...悩み事？｣


ジン｢聞いてくれる？｣


あ｢うん｣









ジン｢らむと付き合ってさ...半年たつじゃん？｣


あ｢うん、そうだね｣


ジン｢そのーあのー...｣


あ｢どこまでやったの？｣


ジン｢...｣


あ｢あ、そこが問題？｣


ジン｢手繋いだ、キスもした｣


あ｢あぁ〜、その先ね｣


ジン｢そ、それ

俺はしたいなーって思ってるんだけど｣


あ｢らむがどうかわからない｣


ジン｢うん、それでね、相談しようと思ってここにきた｣


あ｢状況は理解できた

そしてすぐに解決する｣


ジン｢知ってんの...？｣


あ｢知ってるよ

私を誰だと思ってるの？w

らむの親友だよ？

LINEは毎日するし、電話だって頻繁にする

私はどんなことでも遠慮せずに聞くから｣


ジン｢それで、らむは...｣


あ｢迷ってるみたい

らむ自身、ジンくんがしたいってことには気づいてるんだって

それで考えてみたところ、したいのかまだなのか分からない

どういう気持ちになったらしたいのかが分からなくて困ってる...と｣


ジン｢らむって...未経験？｣


あ｢当たり前でしょ

フランスにいた時も恋愛に関しては全くしてなかったんだから

ましてや〇フレなんてのもいないよ｣


ジン｢だから分からないんだ...｣


あ｢多分ね｣


ジン｢だったら積極的に俺から行くべき？｣


あ｢それがいいと思う

でもジンくんはやっぱり知識あるから、積極的すぎちゃだめだよ

優しくね？｣


ジン｢わかった、じゃあ成功したらLINEするわ｣


あ｢んーw別にしなくていいけどw｣


ジン｢決戦は今夜！｣


あ｢今夜！？

てからむ明日休みなの！？｣


ジン｢休みって言ってた！｣


あ｢ならいいけど｣


ジン｢Aありがと、じゃあな｣


あ｢うん、またいつでも来てね〜｣









もな｢ママ遅い！｣


らいと｢なにしてたの？｣


あ｢ごめんごめんw｣


マ｢...どうした？｣


あ｢ジンくんから相談受けてて｣


マ｢後で教えてな｣


あ｢うん｣


マ｢らいとここはどう？｣


らいと｢いいねぇ〜！｣

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