幼馴染みと仲間家と〈11〉 (ページ35)

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なんでページ35

マ｢Aっ！｣

ジン｢マホト！？｣

相｢え、ちょ｣

あ｢...なん、でっ｣

マ｢詳しいことはあとで話すから、とりあえず今は｣

そういってジンと代わる

Aside

辛さのあまり泣いていた時

マホトが来た

あ｢...なん、でっ｣

マ｢詳しいことはあとで話すから、今は｣

そういってジンくんと交代してくれた

今までジンくんが支えてくれて人の温もりに感動してたのに、

マホトの温もりは優しくて私の体を落ち着かせてくれた

なんでこんなに安心するんだろう

苦しいものを全部吐き出しスッキリした

あ｢マホト、ありが...｣

私がマホトを見た時、マホトの目からは涙が出ていた

あ｢マホト...？｣

マホトが泣くなんて...

あ｢大丈夫？｣

マ｢ん、ごめん｣

相｢リビング戻ろっか｣

ジン｢話はそれから｣

あ｢うん｣

マホトは涙を流しながら私の体を支えてくれた

あ｢話して、くれる？｣

マ｢うん｣

あ｢泣いた理由も｣

マホトはまだ泣きながら話してくれた

マ｢俺さっ...リハ行く前にいろんなところに隠しカメラ仕掛けていったの

...Aが何してるとかを動画にしようと思って

それで、さっき...動画撮影しながらカメラ見てて...

そしたら、Aが相馬に...っ｣

ジン｢...辛い現状を伝えた｣

マ｢それで俺、理解できなくて...っ疑った部分もあったけど...

Aの顔は真剣だったし、悲しそうだったから...

そしたらさ...トイレから声聞こえて...あぁどうしようってなって

助けなきゃって...｣

あ｢それで来てくれたんだね｣

マ｢うん｣

相｢涙の理由は？｣

マ｢悔しかった...

なんでこんなにも苦しくて辛いのに、俺は気づいてあげられなかったんだろうって

俺は何を見てきたんだろうって...

パートナーの資格あるのかなって｣

あ｢...マホトは助けてくれたじゃん

パートナーの資格ないわけないよ

マホトが来てくれて、私すごく安心したんだよ？｣

マ｢俺、もっと頑張るわ｣

ジン｢仕事大変だと思うけど、Aを支えてやれよ｣

相｢みんなで助け合おう｣

マ｢おう...！｣