一般人の私が！？４ (ページ44)

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マルコの恋相談ページ44

夜 night
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ｺﾝｺﾝ

サ「サッチだ。入っていいか？」

マ「いいよい」

マルコの部屋に来客がやって来た。

マ「酒とつまみはあるかい？」

サ「あるぜ、ラム酒とチーズだ」

マ「そりゃいい組み合わせだねい」

サ「だろ？」

マ「それにしても、珍しいじゃねぇかい」

サ「いやぁ、不死鳥さんの相談に乗ろうかとね」

マ「…何のだよい」

サ「俺たちゃ昔からいる仲だろ。
お前の好きな奴のことくらい分かるわ」

マ「…そうかい」

サ「んで？どうなのさ、かおりとは」

マ「特にないよい」

サ「マルコの部屋からかおりが出てくる
目撃情報があるのに？」

マ「あれはかおりが駄々を捏ねただけだい」

サ「…他にもあるだろ」

マ「…あと…甘えてきた」

サ「きゃー！かおり可愛い！」

マ「黙れ」

サ「まぁさ、俺にでもいいから話してみろよ」

マ「…酒」

サ「あいよ」

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マ「それでよい…」

サ「おう」

マ「本当、甘えてくるとか反則だろい。
あの顔で甘えられたら誰でも寝させるよい…」

サ(酔ってますなー。)

サ「まぁ、そこで襲うマルコもどうだか」

マ「襲ってないよい！忠告しただけだ！」

サ「お、おう」

マ「ほんっとあの無防備はやめて欲しいよい
この船は男ばっかりだってのに…」

サ「それでも、マルコはかおりが好きなんだろ？」

マ「あぁ…それでもかおりの事が好きだよい」

サ「よーく言った！その言葉が聞きたかった！」

マ「１回黙れ」

サ「どーすんの？告るの？」

マ「はぁ…。」

サ「俺は脈ありだと思うがなぁ」

マ「何でだい」

サ「何となくだよ。直感的に思った」

マ「なんだそれい」

サ「ハハッ。まぁ、そういう事もあるんだよ」

マ「はぁ…」

サ「でもさ、よくマリージョアに行くよなぁ」

マ「そう！そこなんだよい！」

サ「お、おう」

マ「天竜人だよい！？それも潜入！」

サ「できるだけ１人では行かせたくないがなぁ…」

マ「俺達が女になれるわけでもねい…。」

サ「ギルドは天竜人に恨みを持ってるし、
パリだってまだ新入りだしな」

マ「…あんまり、無茶はさせたくねぇ。」

サ「それは誰だって思ってるさ。オヤジもな。

でも、かおりはセトラに恨みを持ってるんだ。
資料がありゃ、倒せる弱点も分かるだろ」

マ「そうだけどよい」

サ「マルコは過保護すぎんだよ
かおりを信用しろ」