一般人の私が！？４ (ページ4)

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ギルドの過去３ページ4

ル「早く船に行かなきゃ！」

ギ「あぁ！」

我達は近道の森の中に入り、
港の方へ、走っていった。

そして、ある程度まで走った後、

ギ「ここまでくれb…ルーサ！？」

後ろを見てもルーサがいなかったのだ。

ギ「ルーサ！ルーサ！何処にいる！！」

我は必死になって探した。
そんなとき、ふと近くから声が聞こえたのだ。

？「天竜人…や…に…た…の！」

？「お…も…いら…え…」

ル「ルーサの声！あっちか！」

我は声がする方へ急いでで走った。

どこではぐれたのだろうか…！
後ろには気をつかっていたはずなのに…！

情けない！

ギ「…ルーサ！！」

ル「ギルド！？こっちに来ちゃダメ！！」

ギ「何を言って…」

？「もうお前は終わりだえ…」

ギ「天竜人…！」

ﾊﾟﾝｯｯｯｯ！！

ﾄﾞｻｯ…

ギ「ルーサ！」

ルーサは天竜人に撃たれて…
倒れてしまった…。

ギ「…よくもルーサを！！ｸﾞﾙﾙ…」

天「なんだえ？お前、逆らうのかえ？」

ギ「…あぁ！殺される事なんか覚悟している！」

天「…お前、よく見たら赤目族じゃないかえ…。
赤目族は天竜人の護衛。帰ってくるえ！」

ギ「帰らぬ！！」

天「そうかえ…ならお前も死ぬえ」

ｶﾁｬ…

ﾊﾟﾝｯｯｯ！ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯｯｯｯ！

我は死を覚悟していた。
しかし…

銃弾は我には届かなかった…。

何故なら目の前に…

ギ「ルーサ！！何故！！」

ルーサが立っていたからだ…。

ル「…お願…します。もう帰って…ください。
貴方が…殺し…ても…意味…ないから」

護「此処にいらしたのですね！
島の住民が待っております！

『我らの神がやって来た！』と！」

天「そうだったえ！今日は気分がいいえ！
金額を２倍にしてやるえ！」

護「は！かしこまりました！
では、こちらへ。」

我は放心状態でルーサを見ていた。
ルーサは地面に倒れ、弱い息をしている。

どうしたらいい？

病院…。街には天竜人がいる。

本当に、ルーサが死んでしまう。

そう思っているのに体が動かなかった…。

そんな時、

？「どうしたの！？大丈夫！？」

凛とした、女の声が後ろから聞こえた。
多数の足音も聞こえる。

我は振り向き…

ギ「相棒が…撃たれて…しまった」

？「大変！今すぐに病院へ！」

ギ「街には…天竜人が…」

？「…！分かったわ。皆の者！
この少女と狼を城へ！すぐに医務室へ！」

？「「はっ！！！」」

ギ「恩にきる…。」

それから、我の意識が遠のいた。