ホラー2 ページ20
ガバッッッ
声が聞こえた瞬間…
川の中から、手が伸びて…
貴「…!や!ガポッ!」
私の頭を引きずり込んだ
ギ「かおり!!いま助ける!」
ギルドも私を引っ張っているんだけど
引きずり込んだ手の方が強すぎる。
貴「…ガバッ!んんっ!!(息が!)」
?「ねぇ、貴女。綺麗な顔ね…
本当に羨ましいわ!!!」
グッッッ
貴「…ガハッ!ガポッ…」
ギ「ダメだ!かおりー!!」
バシャッッッッ
貴「ゲホッ…ゴホッゴホッ…」
ギ「ハァ…ハァ…」
貴「あ、ありがとう。ギルド…」
ギ「危なかった…」
?「あーあ。逃がしちゃった。」
貴「…!逃げよう。」
ギ「あぁ!」
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ダダダダダダッッ
貴「ギルド!目の前が崖だよ!」
ギ「な、何!?行き止まりか!?」
?「あらあら、もうここまで来たの」
貴、ギ「…!」
?「もう少し、遊びたかったんだけど…」
貴「貴女は誰!?」
?「私?俗に言う、幽霊。かしらね」
ギ「何故追いかける!」
?「何故って…羨ましいからよ?
貴女は綺麗。
私はとてもみすぼらしかったの。
貴方は私の飼っていた犬に似ているのよ。
とっても仲良しだったわ。」
貴「…(やばい。これじゃあ、殺される)」
?「だから。お願い。私のために死んで?」
ズオッ
貴、ギ「…!いつの前に目の前へ!」
トンッ
?「じゃあね。」
貴「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
ギ「マルコォォォォォォ!」
私達は幽霊さんに押され…
崖に落ちてしまった。
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マ「おいおいおい、誰もいねぇじゃねぇかい」
俺は不死鳥になって飛んできたのに
誰もいねぇ。
どうしろってんだ…。
?「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
?「マルコォォォォォォ!」
マ「かおり!ギルド!」
これは、本気で出たな。
マ「あっちか!」
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貴(やばい!死ぬ…!)
ギ(こんなんで死ぬとは…!)
トサッ…
貴、ギ(トサッ…?)
?「はぁ…間に合ったよい」
貴「マルコ兄!!」
ギ「マルコ!来てくれたんだな!」
マ「まぁねい。
あ、ギルド。体小さく出来るかい?」
ギ「まぁ、出来るが」
マ「落ちたら大変だからねい」
ギ「そうだな」
貴「マルコ兄ぃぃ!うわぁぁぁん!」
マ「詳しく聞かせてもらおうかねい」
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カオP(プロフ) - ゆきさん» 私もリクエスト作ってみようかな… (2017年3月25日 17時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - カオPさん» リクエストもうけつけてます (2017年3月25日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» 読みました!面白いですね! (2017年3月25日 16時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - カオPさん» 何年後編で赤髪の双子ちゃん編です (2017年3月25日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
カオP(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんの代表作的なものはありますか? (2017年3月25日 15時) (レス) id: a58cb6e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かおぴー | 作成日時:2017年3月13日 22時