記念写真 ページ12
くまさんのぬいぐるみに気を取られてたけどまたカップルに間違われてたな…
わたし的には嬉しいから全然苦じゃないけど太一くんからしたら興味ないやつとカップルに間違われて嫌だよね…
「Aちゃん?どうしたんすか?早く撮ろ!」
『うん!』
「はいじゃあ撮りますね〜」
わたしのスマホに太一くんとのツーショットが!!!嬉しい嬉しい!絶対ロック画面にする!!!
『ありがとうございます!
太一くんもありがとう!』
「いえいえ、こちら特典のぬいぐるみになります。
おふたりともお元気でお似合いですね、お幸せに!」
「えへへ、ありがとうっす!」
わたしたちはお礼を言ってカンパニーに向かった
『太一くん今日はありがとう!楽しかった!
何回もカップルに間違われちゃってごめんね…笑』
「なんでAちゃんが謝るんすか?」
『いや…太一くんがもし好きな人いたら悪いしわたしなんかと間違われて嫌だろうなって』
「そんなことないっすよ。間違われて嫌だったらAちゃんと2人で出かけたりしないし行きたかったところに連れていかないっす。
むしろ俺っちAちゃんのこと好きっすよ。恋愛として」
『え?』
「こんなところで告白するつもり無かったんすけど…
俺はAちゃんのことを友達としてじゃなく、恋愛として、彼女にしたい。って意味ですきっす。Aちゃんが良ければ、俺っちと付き合ってくれませんか?」
『わたしは太一くんとカップルに間違われて嬉しかった、本当になってみたいなって思ってた、、でも太一くんは絶対そんなことないと思ってた、わたし一人だけが好きになっていってる気がしてずるいって思ってた、それくらい太一くんのことが好き、彼氏にしたい。って意味ですき。これから…お願いします……っ!』
「よかったっす〜!!
Aちゃん、泣かないで欲しいっす、!笑って!俺っちもAちゃんと同じこと全く思ってたっすよ。」
『太一くんがわたしのこと好きなんて考えたこともなかったから……っ嬉しくて…ごめんっ…太一くんすきっ……』
「ふ、不意打ちはズルいっす!!!!!俺っちは大好きっすよ?」
『わたしの方が大好きだし!!!!!』
このデートで太一くんの意外な一面を知れたしすごい楽しかった。
告白はされると思ってなかったけどほんとにほんとに嬉しい。
「改めてよろしくっす!Aちゃん!」
『うん!』
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作者名:ぽん | 作成日時:2020年2月28日 2時