マウント ページ26
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．
「ん…うめめ…？ここおうち？」
「お家だよ」
帰りついて、るいくんをベッドに寝かそうと思ったら起きてしまった。まだぼんやりしていて、あんまり状況が掴めてなさそう。
「Aちゃんは…？」
「Aちゃんはお洋服とか取り込んでる」
「そっか…うめめ、Aちゃんすき？」
唐突な質問に少しびっくりした。
「好きだよ」
「るいくんもすき」
「るいくんより俺の方が好きだけどね」
「えー、るいくんもすき」
「うめめの方がるいくんより長いことAちゃんと一緒にいるよ」
「ずるーい！やだぁ…るいくんもAちゃんと一緒にいたい…うう…」
「え、」
まさかの泣き出してしまった。抱っこしてなんとかなだめようとしたけど無理だった。
『どうしたの！？なんかあった！？』
「うめめがっ…うめめのほうがAちゃんといっしょにいるんだよって…」
『え？』
「マウント取ったら泣いちゃった」
『なにしてんの』
本当になにしてんだろう。幼児相手にAマウントなんて。西山じゃないんだから。
『るいくん〜うめめとずっと一緒にいるけど、るいくんなんて生まれた時から一緒にいるんだから！』
「るいくんがうまれたときから…？」
『そうだよ〜だから泣かないで？お子様ディナー食べよ？』
「たべる…」
『じゃあ作るからうめめと遊んでてくれる？』
「わかった！」
「助かった……」
Aの助け舟でなんとか機嫌を取り戻した。
るいくんがリビングに行ってから普通に怒られたけど。
大人しく遊んでる間にご飯が出来た。結構豪華なご飯でびっくりした。
泣いてお腹が空いてたのかあっという間に完食して、Aが片付けている間にまた一緒に遊んだ。
それからは三人で風呂に入った。
「うめめとAちゃんのおうちには、あかちゃんいないの？」
「まだいないかな」
「あかちゃんってどうしたらうまれるの？」
『え』
究極の質問が来た。これは何と答えるべきなのか。
Aに任せたという意味を込めて目線を送ったらAもこっちを見ていた。
『なんでだろうね？うめめに聞いてみて』
「お前な」
「うめめなんで？」
「えー…お互い大好きだったら赤ちゃんが来るんだって」
「そうなんだぁ…うめめとAちゃんは大好きじゃないの？」
「大好きだよ。けど、大好き過ぎて神様が追いついてないんだって」
「へえ〜」
質問してきたわりにはあんまり興味無さそうな返事だった。自分の子供にされる前にこの質問をされるなんて思ってもみなかった。
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ゆり(プロフ) - p@n@さん» 笑笑はい！それで大丈夫です！ (2020年10月19日 6時) (
レス) id: 69f8b07294 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - 望叶mokaさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！そのリクの内容だけで幸せな気持ちになります…ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年10月18日 23時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
p@n@(プロフ) - ゆりさん» 公式発表でめっちゃ笑いました笑 早速ありがとうございます！産まれる前の設定で宜しいでしょうか……？これからもよろしくお願い致します！ (2020年10月18日 23時) (レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
望叶moka(プロフ) - 凄く面白くて、陰ながら応援してた小説……まさかの続編嬉しいです！！リクで、ひょろっと男子で娘ちゃんの可愛さに惚気けるうめめが見たいです笑 (2020年10月18日 23時) (レス) id: b04e5afd09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - p@n@さん» 続編の公式発表？？嬉しいです！笑もう、どこまででもついて行きます！リクエストお願いします！全力嫉妬する梅原さん見たいです！ (2020年10月18日 23時) (レス) id: 69f8b07294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p@n@
| 作成日時：2020年9月6日 11時
