梅 と 松【梅原裕一郎】

居眠りラジオ ページ29

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『皆さんこんばんは、居眠りラジオ今夜も始まりました！松永Aです！本日のゲストはこの方！』

「こんばんは、梅原裕一郎です」

『梅ちゃんでーす！こんばんは！』

「はい、こんばんは」

『ドライ過ぎる…すっかり秋だね』

「もう10月だな」

『ね。10月といえば？』

「なんだ。10月といえば。食欲の秋？」

『それもある！あ、こうちゃんの誕生日だね』

「あー、そうだね」

『あと誰か誕生日いなかった？』

「杉田さん」

『杉田さんもだけど！おめでとうございます！少し早いけど』

「あと誰だ。ちょっと先だけど岡本信彦さんとか」

『正解！いや私！8日誕生日だよ！来週！』

「ああ、そうだっけ。何歳になるの？」

『23歳になります』

「ふーん。良かったじゃん」

『そんな感想ある？』

「出会った時はまだ18歳だったのに。早すぎるな、時の流れ」

『早いよね。それ最近思う。私まだ高校生だったんだよ』

「しかも去年大学卒業したばっかじゃん。何もかもが最近だね」

『そうなんだよ。ギリギリ卒業って感じだったけど』

「なんで俺大学の卒業式行ったんだ？」

『こうちゃんと来てくれたよね』

「暇だったのかな……覚えてないわ」

『なんか分かんないけど門の前で写真撮ったもんね』

「俺達まで卒業生みたいだった」

『まだいけたよね』

「ギリギリね。満更でも無かった」

『こうちゃんは乗り気だったよね』

「そうそう。まあ節目で何かと関わってきたもんだわ」

『なんかありがとう…』

ーー

『本日の居眠りラジオ如何だったでしょうか！OPトークが想像以上に長引いてずっと喋ってましたが』

「たまにはこういうのもいいんじゃない」

『いいのかな…えっと、番組の最後に私事ですが御報告があります。私、松永Aと』

「梅原裕一郎は、真剣にお付き合いをさせて頂いております。数日前にAとイベントに出させてもらったときに僕がツイートした写真で、皆様に不快な想いや疑問を抱かせてしまい申し訳ありませんでした」

『私共々、これからもお仕事精一杯頑張ります。この度はお騒がせしてしまい申し訳ありません。何卒見守って頂けると幸いです』

「これからも梅原、松永共に応援して頂けると幸いです。よろしくお願い致します」

『それでは、また来週お会いしましょう！バイバイ！』

「ありがとうございました」

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