あの…そろそろ自分で体調管理してください 2

嫌なことのオンパレード ページ20

「じゃあ少し腕スースーするからね」


YG 「…っ。」



「少しチクってします」



YG 「んん…」



「おしまい！」


YG 「ありがと…ｽﾞﾋﾞｯ」


JM 「これで良くなりますように…」



思っていたより大人しく点滴を受けてくれたユンギ


かっこよくお礼を言ってキメてるけどバレバレだよ？
涙が目に溜まってること…




･





半分くらい点滴が無くなった時、熱を測ってみた



【39.8】



んーあんまり下がってない…





当の本人は眠ってるし…


これ以上様子見だと何かあった時に危ないかもしれない


から…





本当はやりたくないけど…解熱剤入れよう



点滴より、経口より、断然座薬が効きが早いから
ユンギが寝ている今のうちにこっそり入れることにした



「ジミーン！少しユンギの腰抑えてて？」




JM 「え…あ…座薬…ユンギヒョン…がんばれ！」



相当疲れが溜まっていたのか、体調が悪いのか、ジミンに腰を抑えられて、座薬できるように下を脱がせても起きないユンギ




でも、絶対不快感で起きちゃうんだよな…



寝ているとはいえ一応声をかけてやろう



「ユンギ〜これからお熱下げるお薬をお尻から入れるね〜少し気持ち悪いかもだけど頑張ってね」




ｽｯ



YG 「んんんん！なに…んーー！嫌だっ！ﾌｪｯ」


「ごめんね〜力ぬこうね〜」



JM 「ヒョン もう少しで終わります！」



「よし、おしまい！頑張ったね！」




YG 「んー。嫌だったのに…ｽﾞﾋﾞｯ」





いつもの塩ユンギとは真反対の甘々の顔で目を赤くしながら訴えてくるユンギ



一生懸命怒ってたけど、やっぱり体力が落ちているのか目がとろとろしてきた



「もう少し寝てな？」



そう声をかけた時には既にユンギは夢の世界に旅立っていた

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