あの…そろそろ自分で体調管理してください

診察 YG ページ5

次は…ユンギさん。


YG 「よろしく。」


「こちらこそ。えっと…ユンギさんは肩痛めてるんですね。今はどんな感じですか？」


YG 「冷え込む時とか痛むくらいでそれ以外の時はなんともない。」


「うーん。手術はするの？」


YG 「活動が一段落したら。」


「肩以外は大丈夫そうね。じゃあ肩の診察させて？」


YG 「うん。」


少しだけ動かしにくいところはあったけど特に何かをしないといけないわけではないから大丈夫そう


でも…ユンギは多分体より精神的な方を気にかけてあげた方がいい


だからここでもお節介発動



「ユンギ。私は今日ここに来て、BTSとか何も知らない人だけど信頼して貰えるように頑張るから、だからユンギは少しのことでも良い。悩んでることとか不安なことは全部私に吐き出してね。」


YG 「ふっ。お節介な人だなぁ。わかった ヌナのことは信頼してるから。すぐ話す。」



あっ採血忘れてた！かっこよく出ていこうとするユンギを引き止める



YG 「えっ？聞いてない…そういうのは初めに言わないと。心の準備が…」




「ごめん。でもとりあえず腕まくってよ。長袖じゃ針刺せないでしょ。」



なかなか腕を出してくれないユンギ


左手をとって腕をまくると見える線状の傷


私の方を気まずそうにチラチラ見るユンギが視界に入るけど今はあえて何も言わない。


これはユンギが私に心を開いた時に話をするべきだ。

今は時期じゃない



「はい。観念して。いくよ？」


YG 「んっ！すぐ刺すのダメ。痛いっ！」



「もぉー終わったよ？頑張りました！」



涙目になったユンギを見送ってカルテを書いた

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