防弾カジョク2

リク ジミン#2 ページ13

ホソクside



休みの日テヒョンは友達の家に遊びに行って遊び相手のいない暇なジミンのリクエストで近くの公園に



ジャングルジムのてっぺんで手を離して歩いてるよ…



危ないって…



ほらっ！


ぐらんとジミナの体が傾いてヒヤリとする



気をつけてーって声をかけてすぐ





あっ




ﾄﾞｽｯ




ジミナが落ちた




どこかを打ったのかうつ伏せのまま動かないジミナ


HS) ジミナ?!分かる?!どこ痛い？



確かこういう時はまず意識の確認だっけ…





JM) むねのところ…んぅっ




胸?!


結構やばいかも…これは…救急車？

でもヌナの病院すぐそこにある



ヌナに電話しよう




HS) ヌナに電話するね

唸るジミンに声をかけていそいで電話をかける

📞もしもし？ヌナ？今公園のジャングルジムからジミンが落ちて…うつ伏せで…胸が痛いって言ってるんだけど…どうすればいい？……うん……意識はある…そう…わかった…



色んな指示をもらって救急外来の受付にとりあえず向かう


HS) ジミナ？すぐ近くにヌナの働いてる病院あるからそこまでヒョン抱っこしてくから少し我慢してね？
よいしょっ




JM) いたいっ


優しく抱き抱えたつもりなのに声を漏らすジミン




救急外来について受付をしてしばらく待っていたら


A) ジミナ?!ホソクありがとう！そのままこっちの部屋来て！



慌ててきた様子のヌナ



ジミンを抱いて連れて入った部屋はすぐ手術ができるようなライトやベッドがあってそこに寝かしたジミナはまるで重病人のようだった

服を脱がせようとしたけど痛がって脱げない


テヒョンとおそろいで買った服だったけど命には変えられないから切って機械を繋いでもらう






しばらく色んな検査をベッドの上で受けているのを見てたらジミナの顔が歪んだのを視界にとらえた





JM)ひょん…ぬな…くるしぃ



ﾋﾟｰﾋﾟｰﾋﾟｰ


弱々しく呟いた後けたたましくなる機械の音




HS) ジミン?!




A) ジミナーくるしいねー目は閉じちゃダメだよー



ただ事ではないと思って声をかけ続けるけどジミンはスっと目を閉じた



より激しくなる機械の音


ヌナはスタッフに慌ただしく指示を出している



ジミンのお腹の中で出血しているらしく緊急手術をするらしい



廊下に出てとりあえずみんなにカトクを送る


ジミナいなくなったらどうしようとか考えてたら


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

見慣れたみんなの顔

気づいたら頬は涙で濡れていた

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