貴｢初日から目をつけられた｣全ｰ貴｢誰にだよ！｣

３６話!! ページ41

なんかカオスだったよ
あの後、貧血で倒れるやからがたくさんいたよ←

でもなんだかんだ言って楽しかったな
――――なんて、人にいうのは少し恥ずかしい
素直になるのって案外難しいかも
けれど企画してくれた皆に感想いう事が私の義務みたいなきがする

貴「あの、みなさん！」

全ー貴「ん？」

貴「ありがとうございました。この歓迎会、とても楽しかったです。またこんど先生や今日これなかった人もつれて来ましょうね」

大「おう」

菅「当たり前だべ!!」

これからもこんなに騒がしい毎日が、こんなに楽しい毎日が続いていくのか
そんな事を思いながら歩いていると皆と別れる交差点についてしまう

貴「じゃあ私はここで、また明日」

全ー貴「おう、また明日!!」

そんなこんなで家路につく


１０分後、人一人も通らない細い路地を通る
そこを通らないと家には帰れない
帰れないんだ

このごろの悩み
うん、結構深刻なんだよ
今いる路地を通ったころから必ず一定の距離を保ってついてくる男の人がいる
世にいうストーカーというやつであろうか
今はまだ被害妄想というところ
まあ、でもこんなに可愛いＪＫがいたらスト―キングしたくなっちゃうよね！←
でも、今のは仮説
ただ単に家が同じ方面なだけなのかもしれない

……でも同じ時間に同じ場所で、っていくらなんでも都合がよすぎるか？

……部活のない日もだもんね

！？
今更だけど部活のない日の下校時間ってもっと早い時間に帰宅してるんだよ
要するにどうやってもあの男の人とは会わないはずなんだ

奴は一体何者だ←

今日もヤツは私の後ろを歩く

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