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ガラッ
保健室のドアを開け、私は恐る恐るベッドに近づいた。
優太、まだ寝てる…
「優太」
声を掛けるが、返事がない。
こうなったら…
えいっ！
思い切って布団をめくった。
優「眩し……って、A！？
なんでまた来てるんだよ」
「優太が心配だから」
優「心配って…俺、あんなに酷い事したのに」
「違う、悪いのは私の方だよ。
優太は1人になりたいって言ってたのに、しつこくした。
優太の気持ちも考えずに…ごめんなさい」
優「は？なんでAが謝るんだよ、悪いのは全部俺だろ！」
「私だって！」
優「俺！！」
「……ぷっ」
優「何笑ってんだよ」
やばい、吹き出した。
結局いつもの私達に戻るのか…
「じゃあ、お互い様ってことで」
優「だな(笑)」
私は優太の寝ているベッドに腰掛けた。
「え、このベッドふかふか！！」
あまりの心地良さに私はベッドに横になった。
優「ちょ…起きろって！」
「別にいいじゃん！昔、よく一緒にお昼寝してたよね〜」
なんだか懐かしいなあ…
優「昔と今は違うからな！？」
「え？どういう事〜？」
優「だからさ…」
優太の手が私の頬に触れ、顔の距離がぐっと近づいた。
「顔近くない？(笑)」
優「…Aの事襲ったらどうすんの？」
……はい！！？
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作者名：ぶんちょ | 作成日時：2019年1月5日 23時
