小さな恋のお話~ｴﾋﾟﾛｰｸﾞ~

振り返ると… ページ5

貴｢…ふふふ｣

当時を振り返り、私は思い出し笑いしてしまう。

初めは素っ気なくて少しだけ怖かったまぁくん。
街中でキョロキョロしてるから声をかけたらうちのお父さんのところで働き始める人だと聞いてびっくり！
確かに道が入り込んでて分かりにくいよなぁと思いながら道案内を買って出た。
うちで働くんですねぇ、と声をかけても上の空だったまぁくん。
いっくら声掛けても反応はほぼ無と同じ…笑
見た目はちょぉっと怖いくらいなのに緊張してる姿が可愛いなとすら思った。

そしてある日私の経営してるCäfeにまぁくんが来た。
その日以来、彼は私のお店の常連さんになった。

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