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手紙 ページ4
西野貴女様
突然のお手紙、驚いていることでしょう。
今日は普段伝えられない気持ちを伝えようと思い、手紙を書きました。
初めて会った日のことを覚えていますか?
大学を卒業して、自分の親のところで働こうとしていた矢先に倒産して途方に暮れていた俺を君のお父さんが助けてくれた。
そして、初出勤の日に道に迷った俺を案内してくれたよね。
緊張しまくっていて何も喋らなかった俺にたくさん話しかけてくれた君。
今振り返ればあのときから君は特別な存在になっていたんだなって思える。
どんなに仕事で疲れても、君のいるCäfeにいけば疲れが吹っ飛ぶんだ。
どれも君のおかげだよ。
いきなりで戸惑うかもしれない。
でもこれだけは伝えさせてほしい。
貴女さん、貴方が好きです。
俺と付き合ってください。
返事はまた今度聞かせてください。
坂本昌行
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作者名:長岡蘭。 | 作成日時:2017年6月3日 1時