引き立て役なんてやめてやる ［２］

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「でね、私その子殴っちゃったの！」





裕「えええ、名前ちゃんこわいよそれ！」





ほんとにおもっているのか？ってなるくらい、



私の話を面白がって聞いている裕翔くん





裕「で、で、？そのあとどーなったの？」


薮「こらー、裕翔ー、仕事してー」





他のお客さんに出すコーヒーを用意している間に


裕翔くんを叱る薮さんは

怖いってよりも可愛いっていうかふわふわしてて、、


今日の大貴みたいだったなーって

軽くそんなこと思ってた




薮「これ、お客さんにお出しして」




出来上がったコーヒーをもっていく裕翔くんを見送ると




薮「で？そのあとどーなったの？」



実は薮さんも気になってたみたいです









「一応、涼介がなんとか言ってくれて

　そしたら、許してもらいました」









薮「涼介って子、すんごい力持ってんだ」






「その場はいったんおさまったんですけど

　これからどうなるのかは、まだ何とも、、」


　




ここにいる裕翔くんや、薮さんは


学校での私の事を知らなくて


だからかな、いろいろ話せるほど

心を開くことができたのは

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