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家に帰宅し、玄関で靴を脱いだ


A(あ、おそ松兄さんと気まずいままだ)


今更ながらに気づくが、どうしたもんだか

居間にいけば確実にいるだろう


A(…前なら何事もなく話せただろうに)


そんなことを思いつつ、家に上がった瞬間

居間の襖が開け放たれた


トド松「おかえり!」

A「た、ただいま」


チキショー

なんでこんなときにお出迎えしちゃうのー

居間に襖、全開にしちゃうのー

おそ松兄さんいるでしょー


トド松「A見てよ!この猫、すごいんだよ!」


腕を引っ張られ、入った居間のテーブルには青い眼鏡をかけた猫


A「この猫…一松兄さんとよくいる猫だよね」


肝心な一松兄さんは?と部屋を見渡すと、やはり部屋の隅にいた


チョロ松「なんでも人の心がわかるみたいなんだ」

A「うっはぁ…すごいね」

トド松「なんか話してみなよ!」

A「うぇ、えー…ち、チョロ松兄さんはおもしろい」


【チョロ松兄さんはなんか微妙】


A「わぁ」

チョロ松「え、A!?そんなこと思ってたの!?」

A「え、あははは」


その時、おそ松兄さんと目が合ってしまった

どうにも気まずくて、すぐに目を背けてしまう


【どうしよう】


チョロ松「え」


【おそ松兄さんに嫌われたら】


A「う、え、ちょ」


【辛いよ】


トド松「これって…」

A「う、わあぁぁぁぁああ!!!」


すぐさま猫の口をふさぐ

待て、まてまてまてまて


チラリとおそ松兄さんを見る

すると、肩を震わしていた


おそ松「ふっ…ふふっ…ぶっ、あっはははは!!!」

A「っ!」

おそ松「あー!ホンットかわいいなぁお前!!!」

A「な、ななっ」

チョロ松「ちょっと、話についていけないんだけど」

おそ松「いや昨日ね?ちょーっと痴話喧嘩みたいなのしてさー?だーいぶ強気だったから今回はガチかなぁって思ってたんだけど…ぶっ!やっぱお兄ちゃんのこと大好きかー!」

A「は、はなせっ!」


ギュッと抱きついてきて離れない

ホントこのクソ長男!!!


おそ松「………ごめんな((ボソッ」

A「…え」


耳元でそう言われ、固まる私を他所におそ松兄さんは定置に戻る


A「…クソ長男((ボソッ」


ずるい

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ココアちゃんだよん(プロフ) - まってこんなに泣いたの久しぶりwwwめっちゃ号泣した😭主さん凄すぎます‼️ (11月29日 11時) (レス) @page46 id: 8647a05af8 (このIDを非表示/違反報告)
咲坂 - やばいね、これ、まじ神作!! (2016年2月12日 2時) (レス) id: 48504f4ae5 (このIDを非表示/違反報告)
長男神 - おそ松兄さん素敵すぎます!!///本当、いつも更新されるのを楽しみにしています(*^^*)この作品が大好きです!素敵なお話をありがとうございます!!!! (2016年2月6日 0時) (レス) id: 42aefe494c (このIDを非表示/違反報告)
美咲季(プロフ) - ついつい息止めてみてました...!!更新いつも楽しみです(*´`) (2016年2月1日 1時) (レス) id: 217430b45f (このIDを非表示/違反報告)
あみ@(プロフ) - すごいです!初めて占ツクの作品で泣いてしまいました。・+゚゚(うд´。)゚゚+・。 色んな作品のカラ松事変を読ませていただきましたが、本当に1番感動しました!(比べてしまうようで申し訳ありません!) (2016年2月1日 0時) (レス) id: de325eda99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポン酢 | 作成日時:2015年11月27日 19時

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