長男様には勝てない【おそ松さん】松野おそ松

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おそ松「はい」


とうとうきた

我らの長男、松野おそ松

一体何を発するのだろうか

立ち上がった兄をジトリとした目で見ていると、その兄貴はニヤリと笑う


おそ松「俺は母さんとAと暮らしたい、非扶養動機があります」

A(非扶養動機ってなに)

おそ松「今までお世話になった母さん、なんだかんだ迷惑ばかりかけたAに、恩返しがしたいんだ。そのために、ずっと暮らしていたい」


そう言ってお得意の笑顔を浮かべた

しかし、それは母親に通じなかった


松代「あざとすぎるかな」

A「あざとくなかったらいいの」


今一母親の判断基準がわからない


おそ松「あー、そうですよ。まだまだ親のスネかじって生きてたいよ」


そして駄々をこねはじめる

これ、ホントに長男か


A(私、こんなやつとキスしたんだよね)


あのときのかっこよさ、どこいった


松代「かわいい！合格」

ﾁｮﾛ/A「母さん！？」

松代「母性本能をくすぐるって言うか」

A「かっるいなぁ…この人の母性本能」


まぁ仕方なく、おそ松のプレートを扶養側に張り付けた


おそ松「よろしくねぇ？Aちゃん」

A「…」


腹立つ顔してんな、このクソ長男


カラ松「母さん！」


ポケットに手をいれ、立ち上がったカラ松兄さん

お、くるか？と期待した私がバカだった

しかし、その内容はかくなるものか

おそ松兄さん平等にクソだった

もちろん、失敗


ｽｯ


次に手をあげたのはダークホースの一松兄さん


一松「俺、別に一緒に住みたいわけじゃないけど…誰かと一緒にいなきゃ危ないっていうか…いいの？野放しにして…家族の中から犯罪者が出ても」


どす黒いオーラが一松兄さんからかもしだされる

それに圧倒され、母親はなくなく扶養にした


一松「よろしく」

A「ん、よろしくね」

おそ松「俺との扱いちがくね！？」

A「…」

おそ松「無視！？」

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