長男様には勝てない【おそ松さん】松野おそ松

1.松野家の長女は苦労人 ページ2

人間というのは２つの人間に分かれる

それは働く人間と働かない人間だ

私の兄たちはどちらかと言えば、躊躇うことなく後者だ


A「ねぇ。今日さ、何曜日？」

おそ松「自分でカレンダー見ろよ」

A「いいから答えて。何曜日？」

おそ松「火曜日だけど…それがどうかした？」

A「あのねぇ…」




A「いい大人が平日の真っ昼間からゴロゴロしてんじゃないよ!!」



火曜日午後2時半

今日は学校が短縮授業で早く終わり、直帰してきたのだが

いや、わかっていたことだ

わかっていたことなんだけど

叫ばずにはいられない


おそ松「別にいいじゃーん。死ぬわけじゃないしぃ」

A「母さんたちが死んだら兄さんも死ぬよ」

おそ松「そしたらAに養ってもらう」

A「誰がするかクソ長男」

おそ松「はぁ!?お前長男に向かってなにほざいてやがる!!」

A「長男は長男でもダメ長男でクソ童 貞でしょ!?」

おそ松「お前だってしょ((ｺﾞｽｯ…まだ何もいってねぇよ!!」

A「言うこと大体分かるわ童 貞」

おそ松「くっそ…男のコンプレックスを…2度も口にしやがってぇぇぇえええ!」







トド松「止めなくていいの？チョロ松兄さん」

ﾁｮﾛ松「Aが言ってるのは事実だからねぇ…あれはおそ松兄さんが悪い」







松野家の長女は苦労人

02→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す