特別編 ページ20
突然始まることもある。
作者の自己満執筆の回。いーぇーい。
自己責任でどうぞ。
【クリスマス】
今日はいけない。
そんな文面を携帯で見てみれば、やっぱり……という言葉が今の気持ちにしっくりきた。
彼、降谷さんの仕事にクリスマスなんてあるはずがないことも重々わかっていることだ。
(それでも、)
前に、おいしいものでも食べよう、と言ってくれた言葉をほんの少しだけ、期待してしまっていた自分がいた。
まぁ、仕方がない。
彼の仕事を理解しているつもりだし、ほしがるつもりもない。
『………バイト、いこ…』
―――
――
―
『……お、おつかれさまっした』
「ほんと、おつかれ……Aちゃん…」
聖なる夜は、これでもかというほど混んだ。
愛を囁き会うカップルだけでなく、この聖なる夜だからこそ、彼……安室さんを見たくて来店する女性も少なくはなかった。
生憎、彼はお休みなのである。
『…締めはやっておきます。先に上がってください』
「え!?大丈夫よ!私も残るから!」
『今日、ご家族と過ごすっていってたじゃないですか。私はあと家で寝るだけなので。
さぁさ、お帰りなさい』
梓さんをスタッフルームに押し込むと、彼女は「ありがとぉ…」となぜか半泣き。
彼女が帰ったのを見送り、ため息をついた。
今日は疲れた……。
エプロンの紐をほどきながら、メールの確認をしていると、蘭ちゃんから写真つきでメールが来ていた。
『………綺麗…』
都会ならでは、といえるイルミネーション。
写真でこんなにも綺麗なら、実物もよほど綺麗だと思われる。
興味が沸いた。
ささっと帰り支度を済ませ、ポアロを出てその広場に向かった。
いつもよりも行き交う人が多い。
笑い合う人々を見ると、降谷さんはこの笑顔を守ってくれているんだな……と、思わず嬉しくなる。
さっきから降谷さんのことばっかりだ。
『……ぅ、わ……』
たどり着いた広場には、
クリスマスツリーがあり、それは七色に輝きを放っていた。
続くお。
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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 最高すぎて一気読みしちゃったでし、、、、、更新待ってます!!!!!!! (6月25日 8時) (レス) @page26 id: 0fb864c8c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴかそ - 初めまして!面白くて2日で一気読みしちゃいました!!私のスマホ終わりって表示されてますけど嘘ですよね!?続きが気になりすぎてハゲそうです、、、!いつか続き見れたら嬉しいなぁ〜、、、!! (2023年4月11日 16時) (レス) @page26 id: 515339af0b (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 続きが気になります!体調を崩さずに! (2022年12月23日 0時) (レス) id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
かるぴん(プロフ) - 続きが気になり過ぎます!!続きが更新される日を心待ちにしています!! (2022年7月16日 3時) (レス) @page26 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ああああもう最高です。。。😭安室さんかっこいい。。。 (2022年4月30日 8時) (レス) @page26 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤギとポン酢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時:2018年9月7日 17時