3年A組ー31番の生徒ー (ページ4)

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Day-1 ページ4

A「何してんの？」

隼人「ドアが開かねえんだよ」

柊「扉は開かないよ。特殊な鍵をかけたからね」

隼人「さっきから訳わかんねえことばっか言いやがって」

あーあこの人イライラしてるよ

さくら「ちょ、ちょっと」

とうとうブッキーの所まで行って大声をあげた

隼人「さっさとドア開けろよ！！」

ブッキーは隼人の手首を掴んで逆に教卓に抑えた

隼人「いてて…いって」

そしてブレザーのポケットから隠し持っていた
ナイフを取った

柊「こんな物騒なもん持ってきちゃダメだろ」

隼人「てめえ」

須永「おいおいてめえ」

軍団3人が加わり襲いかかったが…

石倉「いってえ！」

須永「どうなってんだよ」

全員ブッキーにやられた

涼音「蓮？大丈夫？」

中尾に駆け寄った涼音

これは私も駆け寄るべきなのだろうか…？

香帆「ブッキーって雑魚キャラじゃなかったんだ」

A「覚醒…？？」

柊「こう見えても昔はアクション俳優目指していたんだ」

ああーそりゃ身体能力は高そうだわ

そんなことに納得してると、

隼人「調子乗ってんじゃねえぞ」

再び攻撃をしようとした隼人だったが、
ブッキーに床に押し倒されてしまった

隼人「いってえ…」

柊「調子に乗ってるのはお前の方だ」

と言いながらナイフを振り回した

A「ちょっと！？」

教師が生徒をなんてことはまさかと思うけど
咄嗟に駆け寄ったが…

止めるのが間に合わなかった

A「…………」

けどブッキーがサしたのは隼人ではなく床だった

身体にも顔にも傷はないが真横には突きサさったナイフ

これは隼人が動いたり手が滑ったりなんかして
一歩間違えれば生徒が大怪我をしていた

A「ごめんてブッキー
私らが悪かったからこんな危ないことやめて」

柊「んー
どうやらまだ状況が飲み込めていないようだな」