3年A組ー31番の生徒ー (ページ18)

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Day-1 ページ18

柊「さて、どうしよっか」

石倉「そんなにコろしてえならよ…そんなにコろしてえならよ、茅野やれよ！だってそうだろ？
答え外したのはこいつなんだから！なぁ茅野、
お前がシねよ…なあ？お前らみんなそう思ってんだろ…？」

クラスみんなが黙り込む

私もそのうちの1人だった

「それは違う」

そのたった一言が言えない

外したのは事実だけど、
さくらは自分から回答者を希望していない…

柊「何だ反論無しか。お前らみんな茅野が
シねばいいと思ってんのか？」

窮地にたたされると周りの意見に黙って従い、
自分の擁護そして責任の押し付けが始まる……

柊「ッハハハハ！アハハハハハ！」

須永「何がおかしい？！」

柊「お前ら揃いも揃ってクズだなー」

隼人「んだと…」

柊「自分が助かれば他人はどうなっても構わない…いかれてるねえー。どうしてそんな貧しい考えが生まれるのか。モラルの欠如、アイデンティティーの拡散、要は中身が空っぽなんだよ！！」

柊「お前たちは、さっきの茅野を見ても、
何も思わなかったのか？景山のシから目を背けていた自分自を奮い立たせて向き合おうとした茅野を見ても、何も思わなかったのか…？！」

柊「過去の自分が！今の自分を作る！
だから過去から逃げてるお前も、お前も、お前も！
極めて幼稚なガキのまま、成長が止まってるってわけだ！そんな奴らが一体何から卒業するって言うんだよ！！」