3年A組ー31番の生徒ー (ページ16)

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Day-1 ページ16

柊「酷いねー」

香帆「うっさい！私は卑怯なことまでして1位になろうとしたあいつにムカついたから喋りたくなかっただけ、それの何が悪いの？」

唯月「香帆に1票」

石倉「はい俺もー」

中尾「薬使うような奴と仲良くなれねえよな」

涼音「そうそう自業自得でしょ」

石倉「スポンサーから金貰って豪遊してたって噂もあるし、他にも色々ボロが出てくんじゃねえの？」

隼人「景山って男関係も派手だったんだ」

愛華「アスリートってすんごいセイ欲強いらしいよー」

須永「俺の友達もやったって言ってたし」

石倉「嫌われるべくして嫌われる人間だったんだよあいつは」

隼人「あんな奴シんで当然だったんだよ」

さくら「ふざけるな…」

隼人「あ？」

さくら「ふざけんじゃねえ！」

A「あ……」

大人しいさくらが思い切り隼人の腹に膝蹴りを入れた

さくら「あんた達な何が分かんの？澪奈の何が分かんの？！何でシんでまで澪奈は悪く言われなきゃいけないの？許せない…絶対許せない…
けど1番許せないのは私だ……」

さくら「私は澪奈を被写体としてしか見てなかった。先生の言う通り、澪奈が手紙を書いたのにはちゃんと意味があった」

さくら「さくらとは友達になれない。
滲んでるの…なれないの文字が、澪奈の涙で滲んでる…。手紙を書いたのはきっと、違うんだよって伝えたかったから…本当はずっと友達だよって伝えたかったから…。私はそれに気付こうとしなかった、気づかないフリをした。
怖かったから、私も澪奈みたいにみんなに無視されるのが怖かったから……私は澪奈のSOSを踏みにじった」

さくら「澪奈がジさつしたのは私のせい、
私のせいで澪奈は命をタった。ごめん…ごめんね澪奈……泣」

柊「それがお前の答えか？
お前のせいで景山澪奈はシんだ、そうだな？」

さくら「はい」

柊「今の答えは不正解だ」