第29話【ご褒美】王子様編 ページ30
ご褒美か
いったい何が貰えるのだろうか
この目の前にある石像を破壊する道具が貰えるのだろうか
そうだと嬉しいな
石像「今回のご褒美は護身用の銃です」
貴女「護身用だとしても、一般人が銃を持つのは法を守ってないことになりますよね。少年院には行きたくないのでいらないです。石像さんが食べてください」
石像「いや、石像だから食べれないし。頭、大丈夫？」
なぜだろうか
トモヤくんやユキナリくんに『頭、大丈夫？』って言われてもイラつかなかったのに、この石像に言われると腹立つ
そんなことを思っているうちに、私の手には銃が握られていた
私はその銃を石像に向け
石像「えっ、ちょ、撃たないで！私、石像なの。しかも古い石像なの。ホラ、スカートの部分とかよく見てよ。傷がいっぱい入ってるでしょ？触れただけで壊れそうでしょ？ね？ね？ね？」
石像が色々と喋っているが、無視して石像に向けた銃をポシェットにしまった
この銃は石像が善意でくれたもの
善意を受け取らないのは失礼に値する
まぁ、銃ではなく安全で法を守っているものが欲しかったんだけど
貴女「石像さん、早く夢から覚めさせてよ。君の顔を見たくないからさ」
石像「酷ッ。ま、いいよー。覚めさしてあげる。また会おうね」
もう会いたくないな
でも、絶対に会うんだろうな
確信はない
けれど、そう思っている
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ステラ(プロフ) - 新森 狛吉さん» コメントしてくれてありがとう！！受験勉強も更新も無理しない程度に頑張るよ！ (2018年6月22日 9時) (
レス) id: 4afd749949 (このIDを非表示/違反報告)
新森 狛吉 - 過去編面白いです！受験も頑張ってください！ (2018年6月22日 7時) (レス) id: 698a4d8c6a (このIDを非表示/違反報告)
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