第12話【夢への招待状】 ページ13
今は夕食を食べている
いつもは1人で食べていたから新鮮だ
誰かと食べるとしても兄様とだけ
1人で食べるよりも、大勢で食べるほうが楽しいな
しかも、ここにいる人は優しくて明るくて話しかけやすい
まるで、甘い甘いお菓子の夢のような世界
『お菓子の国』のような世界にいるみたいだ
管理人「あっ、赤ずきんにコレを渡すのを忘れてた」
貴女「……？これは何ですか？」
渡されたのは1枚のチケット
そのチケットには
管理人「それは招待状なんだ。お菓子のように甘い夢を見ることができるんだよ」
貴女「そうなんですか」
管理人「使い方は簡単。枕の下に置けばいいだけだよ。さて、夕食も食べ終わったし部屋に戻ろっか」
枕の下に置くだけ
たったのそれだけで甘い甘いお菓子のような夢が見られるのだろうか
私にはどうも信じがたい
そう思いながら管理人を見る
管理人はどこか無理をしているように見えた
なぜ、無理をしているように見えるのだろうか
管理人「でも、赤ずきんだけは残っててね」
白雪姫「赤ずきんを襲わないでよ」
管理人「お、襲わないよ！赤ずきんはまだ子供だよ？」
アリス「子供じゃなかったら襲うんだ〜。誰か警察呼んで〜」
管理人「僕、刑事だよ！？警察の人間だよ！？」
刑事さんなんだ
……………刑事には見えない
どこかのフリーターもしくは詐欺師にしか見えない
王子様「そうだったね。忘れてた」
ロミオ「どこをどう見ても見えねェ」
管理人「酷いッ！」
第13話【真っ赤に染まった三日月】→←第11話【全員が個性的】
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ステラ(プロフ) - 新森 狛吉さん» コメントしてくれてありがとう！！受験勉強も更新も無理しない程度に頑張るよ！ (2018年6月22日 9時) (
レス) id: 4afd749949 (このIDを非表示/違反報告)
新森 狛吉 - 過去編面白いです！受験も頑張ってください！ (2018年6月22日 7時) (レス) id: 698a4d8c6a (このIDを非表示/違反報告)
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