友情の先にあったもの。(ymin)

# ページ17

IN side


ウチの体に触れるりょうちゃんの手。
迷う様子もなく刺激を与えてくる。

さっきも思ったけど、絶対慣れてるのに聞いてもはぐらかされるだけで。

頭にきたので自分からもやり返す。


「りょうちゃんは？どうやって触れられると気持ちいい？」


背中を預けていた体制を変えて向かい合って、さっき触れられたのを真似て、りょうちゃんのお胸に触れる。

ウチのよりも大きくて柔らかい。

戯れて洋服の上からワシワシ揉んだりした事はあるけど、直に触れるのは初めてで。


たどたどしく触れるウチを見上げてクスッと笑みをみせるりょうちゃん……
こんな色っぽい表情見たことない。


いつもウチと光がちょっとした下系の話題で盛り上がってても薮は呆れ顔で、山田はニコニコ笑って聞いてたりちょっと照れたり。
初心な反応を返す山田しか知らない。


「いのおちゃんはこうされるの好きそうだったよね？」

「んぅ……あ、」


先程と同じように指先で刺激をもらうと声が出ちゃう。

山田と同じように指の腹で優しく撫でてみたり、爪で弾いてみたりと動きをマネてみる。

でも、ウチばかりが声を漏らしていて呼吸が上がってくるけど山田はまだ余裕そうに笑うばかり。

突然キュッと強く摘まれて更に追い詰められていく。


「ひぁ、ぁあ！」


強すぎる刺激に思わず山田に縋るように抱きつき頭を抱えると、山田に触れられていたせいでぷくりとなった胸の先端を口に含まれた。

先程よりも、もっと、えっちぃ刺激にキャパオーバー。


りょうちゃんが、慧のお胸、ちゅうちゅう吸ってる。

ダメ。気持ちが良くてもうわけわかんない。

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