友情の先にあったもの。(ymin)

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YM side


浴室内は花の香りと湯気がが立ち込める。
私のお気に入りの溶けると薔薇の花びらが出てくるバスボム。
香りも良くて気分がめちゃくちゃあがるやつ。


「ちょっと！ウチ1人で入るって言ったのに！」


プンスコと怒るいのおちゃんは無視して、その真っ白な体を洗ってあげると抵抗は諦めたのかされるがまま。

丁寧にすべすべに体を洗いあげて、今度は私がしてもらう番。
いのおちゃんの綺麗な手がふわふわに泡立てた石鹸をで私の体を清めてく。

指が肌をなぞる度、ちょっと変な気分になりそうだけどこれ以上進めていのおちゃんに警戒されても困るのでなんてことない顔してやり過ごす。


泡を綺麗に流して2人で向かい合って湯船の中へ。


「ん゛あーーー！生き返るーー！」

「いのおちゃんの中のおっさんが溢れ出てる」

「んぅ〜。いい香り。心も体をもリラックス〜」

「取り繕っても第一声によってもう、手遅れだから」


乳白色のお湯の中から薔薇の花びらをを手で掬っては零してを繰り返して遊ぶいのおちゃん。


「彼氏とお風呂だったら、きっとこうやって入るのかな？」


そう言いながら私の足の間に移動してくる。
私の胸に背中を預けるようにもたれ掛かるいのおちゃん、無防備すぎない？

せっかくさっきは我慢してあげたのに。


「そうだね。それでこうやってイチャイチャするんだよ」


私の小さな手から少しだけ溢れるくらいの胸に、もう片方の手はお腹へと這わす。


「や、お腹……フニフニだから触ったらダメ」


え、そっち？
そっかじゃあ遠慮なく。

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