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YM side
昼休み以降伊野尾ちゃんには会いに行けていない。
放課後、今日も部活へ参加したため日は暮れかけている。
連絡なんてしたらいいかなと考えながら校門へ足を進めているとまさに今考えていた人が校門前にいつの日かのように佇んでいた。
俺と同じく部活終わりの後輩達に囲まれてる。
いつも大人気だな……俺のことを待っていてくれたのだろうか？
足を止めて悩んでると俺に気づいた伊野尾ちゃんが山田のこと待ってたからみんなごめんねと周囲の人達を優しく散らす。
「おつかれ。」
俺を待っててくれた事が嬉しくて、驚いて、言葉に詰まる。
そんな俺を見て伊野尾ちゃんが申し訳なさげな表情を見せるが、そんな顔をさせたい訳じゃないのに……。
「……悪かったなと思って。
あとから考えたらなんであんなに腹立てることがあったのかわかんなくて、俺何怒ってたの？」
「ふふっ、さぁ？」
きょとんとする伊野尾ちゃんがあまりに可愛くて、嬉しくてつい笑みがこぼれる。
だって無意識かもしれないけど嫉妬してくれたんだよね？
「でも、謝って貰うようなことじゃなかったよ。」
不思議そうな表情の伊野尾ちゃんの耳元へ顔を寄せる。
「俺、恋人には束縛されたいタイプだから。」
「はぁ？おまっ……！」
パッと耳を抑えてどんどん真っ赤になってく伊野尾ちゃん。
そんな彼をやっぱり好きになってるなとあらためて強く自覚する。
俺の1番大好きな人。
大切にしたい人。
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ぽんた(プロフ) - ひとみさん» コメントありがとうございます(*´ω`*)好きと言っていただけて嬉しいです！亀更新ですが頑張っていきます！！！ (2021年9月11日 14時) (
レス) id: 26174ade27 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - この作品めちゃ好きです!! いつも更新楽しみにしてます!! (2021年9月11日 14時) (レス) id: e39657dd30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた | 作成日時：2021年3月7日 9時
