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16.花束 YG ページ17

【side ユンギ】




ジンヒョンが車で店の前まで花束を受け取りに来た。







と思ったら



バフンっっ


シューーン




車が変な音を立てて動かなくなった。



まじかよ。



『……ヒョン、まさか。』




「やぁ、これがエンストってやつか!」


特に慌てた様子を見せないジンヒョン



「どうしたら、エーンスト!?(ええんすか!?)」



この後の俺らのやり取りは、


割愛するけど、想像通りのやつ。












日が傾くまでナムジュンに修理してもらって



俺はとりあえず
店をしまう準備に戻った。






ジンヒョンの彼女のためにデザインした

花束が寂しげに夕日に照らされていた。






彼女に贈られなくても、

一度贈られるために作られた物は

誰かの手に渡ってほしい。






ジンヒョンは、
悲しそうに、そして大事そうに花束を抱えていた。






「あ!僕の仕事場に、新しい女の子のアルバイトが入ってきたんですけど、、、その子にその花束を渡してもいいですか?」




ナムジュンが急にそう提案してきた。





………そうなの?




朝のジミナの報告からナムジュンのバイト先まで


新しい風がこの街に吹いている気がする。




その子は誰なんだろう。





まぁ、興味はそんなにないけれど、、、
と思っていたら




J「まさか、その子って、Aって名前の女の子??」


N「そうです!!青木Aさんです!ヒョンなんで知ってるんですか??」



J「彼女うちの隣の部屋に越してきたんだよ昨日。
あーー、これはちょうどいいね!引っ越しと就業祝いの、花束だ!!」



N「良かったですね!この花の貰い手がちゃんと女性ですよ!ジンヒョンじゃないですよ!」




そう言って俺の方をむくナムジュン。



いや、別に。ジンヒョンでもよかったけど。笑





「やぁ。ナムジュン。
今日、うちで彼女のお祝いに久々にどうだい?
ユンギちんリクエストのホットクを用意するなんだけど、ナムジュンの職場で働くのも何かの縁だし、なによりうちの隣人祝いは盛大にしないと!」



「いいアイデアですね!仕事終わったらヒョン達の家にいつものメンバーを呼んでやりましょうよ!」



え、今日?
そう思いながらも少しワクワクしている自分がいた。



「じゃあ、この修理終わってその後、事務所に戻ったら彼女に話してみます!」



「じゃあナムジュンこの花束、その時彼女に渡してあげてよ!」




花束がジンヒョンの手からナムジュンの手へ渡った。

17. 一杯 NJ→←15. エンスト NJ



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設定タグ:防弾少年団 , BTS , シュガ   
作品ジャンル:恋愛
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ユンギ推し - できればユンギ落ちがいいです!わがままごめんなさい! (2019年11月5日 22時) (レス) id: e512c5d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
ポン(プロフ) - ハナさん» ハナさんありがとうございます!頑張って完結させるので応援よろしくお願いします!^ ^ (2018年11月14日 9時) (レス) id: 994e920d2e (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - とても面白いです!!これからも頑張って下さい! (2018年11月11日 23時) (レス) id: d43ec7aa19 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為なので。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか?そこら辺をちゃんと読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年11月10日 23時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポン | 作成日時:2018年11月9日 22時

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