間宮さんは女の子でした。【宮侑】 (ページ33)

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侑「A、、、A、、、、、。」

重い瞼を開けるとうっすらと、侑の顔が見えた。

『あ、つむ？』

なんでそんな顔でこっちみてるん？

『どーしたん？』

侑「A。お前女やったんか？。」

一瞬頭が白くなる。

『はぁ？何言ってんの。』

何急に。

侑「お前風呂でのぼせててんで。」

、、、、、

、、、、、、、

、、、、、！！！！！

え、

え、
まってちょっとまって。
侑、うちの肌みた？

ってことは

自分でもわかるぐらい目が泳いでいる。

バレてしもた。
こればかりは隠し通せへん。
どーしよ。

言葉に迷う。

侑「一つだけ聞いてええ？」

『なに？』

侑「なんでここ(男子校)にきたん？」

『前にいったやろ、お前倒すために来たって。』

侑「ほんまそれだけの理由なん？」

『うん。めっちゃ腹立ったし。』

侑は、布団に顔を埋めた。

侑「なんなんお前、そんだけの理由で普通女の子が男のフリして男子校くるか？ほんま可愛すぎるやろ。やっぱ俺Aの事好きやわ。」

『意味わからんけど、ありがとう。うちも侑の事好きやで。』

侑は、顔をあげこちらを甘い瞳で見つめた。

侑「違う。俺は男としてAのことが好きなんや。」

ﾄﾞｷｯ

『え？』

侑「俺は女の子って気づいてへん時もAのこと好きなった。俺はどんなAでも好きなんや。」

女って気づいてへん時も？男でも好きやったってこと？

こんな堂々と言ってくれるんめっちゃ嬉しい。

でも、うちは、、、、。

　