間宮さんは女の子でした。【宮侑】

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宮侑に宣戦布告してから月日は過ぎ




中学を卒業し
うちは、高校へ進学した。







それからと言うも、うちはバレーボールを始めた。
と言っても、基本的に自主練。





　
運動神経のいいAは
高校も全国のハンドボール強豪校からスカウトが来るだけではなく、未来も期待されていた。
しかし、Aの負けず嫌いの血が騒ぎ
小学校から続けていたハンドボール人生に
終止符をうった。








別に後悔はしていない。
負けっぱなしという方がいやや。









絶対あいつ倒したんねん。










気持ちを高めるため
入学式が始まる前、バレー部の体育館へよった。







ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ






ﾊﾞｧｰｰｰﾝ











バレーボールの音がする。









先輩方の練習かな？










Aは入り口から体育館を覗く。












！！！！！！！！











『は！！！？』












ええええ。
なんでなん。










『なんであんたがここにいるん！！！？』











侑「はぁ？ここにいたら悪いんか。
てか、お前誰やねん。」











『、、、、うちは間宮A』













侑「なんやねんお前。男やのにうちとかキモすぎるやろ。」











っあ！やってしもた。
つい癖で。
あんだけきをつけなあかんって思ってたのに。










『いや、つっ、つい面接の口癖が、、。』









侑「面接？まーなんでもいいけど」









うちあほやん。
面接でうちとか言わへんし。
でも誤魔化せてよかった。










うちじゃなくて、"オレ"やろ。










そう。
Aは、侑を倒すため女にも関わらず、
男子校に来たのであった。

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