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理事長が、部屋を去ってまもなく
侑が入ってきた。
侑「A大丈夫かいな?疲労やて?」
『ごめん。心配かけて。うん。疲労らしいわ。』
侑「疲れとんねやったら、いつでもマッサージしたるのに。
なんで言わへんねんな。」
『、、、。いや、なんかいっつもしてもらってばっかで悪いし。』
侑「なんやねんそら、そんな気使わんでええねん。
てか、理事長Aのお孫ちゃんやってんな。びっくりしたわ。」
『おじいちゃんダンディやろ?』
侑「おん。男前やわ。」
『熱も出てるし離れとき。うつるで。』
侑「風邪の熱とちゃうんやろ。そんなん、うつらへんわ。
、、、、マッサージしたろか?」
侑の優しさに少し目頭が、熱くなった。
侑「でも、しんどいんやったらあかんか。」
『、、、、いや、ありがとう。頼むわ。』
Aはうつ伏せになり、侑がそっとマッサージを始める。
侑「な、なんやこの体!カチカチやんか!こんな凝り固まってんのに、なんでマッサージ断んねん。」
『やからいったやんか!申し訳ないからやって!』
侑「そんなん気にすんなや!これからは嫌がっても毎日したるからな。」
なんなんこいつ。
優し過ぎていややねんけど。
『ありがとう。』
侑も男やと思って接してくれてんねんし、
別に触れられたってどーってことないやんな。
自分がいしきしてるだけ。
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た - な (4月29日 11時) (レス) id: e955b141f5 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - ベーコンレタス! (2月29日 13時) (レス) @page19 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポンタ | 作成日時:2024年2月20日 15時