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いつの間にか練習終わりにはマッサージをしてもらうのが日課となった。
侑「今日もよーこっとんな。」
『あー。そこそこ、そこ気持ちええわ。』
週に1回家に帰らずとも、マッサージができる人が近くにいるのはありがたい。
運動神経が良すぎるのにも問題があり、
女の体ということで相当負荷がかかる。
それを知っていても、
なおかつ大好きなスポーツをやめることはできない。
今のうちは正直こいつのマッサージに救われてる。
侑「しっかしいつ触っても、お前の身体ふにゃふにゃやな。もっとしっかり鍛えや。ごはんもよーけたべて。
あ、ごはんはよーけくうとるか。」
『それいうの何回目やねん。
毎日おんなじこと言わなマッサージできひんの。』
侑「俺は親切に教えてやってるんですぅー」
『それはどうも』
確かにいくらこいつがうちのこと男やと思ってても、
あんま、男に身体触らせん方がいいよな。
いつ何があって女ってバレるかもわからん。
『ありがとう。もーマッサージええわ。』
侑「なんや今日は自分から切り上げるかいな。
まだこのへんこってるで。」
『今日は、大丈夫。ありがとう』
侑「そーか?ならええけど。」
『おっけー。』
それから数日間マッサージを断り続けた。
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た - な (4月29日 11時) (レス) id: e955b141f5 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - ベーコンレタス! (2月29日 13時) (レス) @page19 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポンタ | 作成日時:2024年2月20日 15時