45話 ページ46
｢セッ……！セッ!!って！すけべです、エッチです、ハレンチです不純ですーーーー!!!!!!!!!!｣
｢ごごごごごごごめん！レモンちゃん!!彼は馬鹿なんだ！もう物凄い馬鹿なんだ！｣
｢自分が何言ってるかも分からないくらい馬鹿なんだ！｣
｢もう馬鹿の壁がそそり立っててそこから抜け出せないくらい馬鹿なんだ!!｣
｢え、酷くない？｣
｢君は黙ってて!!!!!!!!!!｣
｢ね？レモンちゃん。マッシュ君の今言ったことは忘れてあげて。｣
｢正気じゃないから。｣
そうフィンは狼狽えるレモンへ声をかける。
未だあわあわしている様子ではあるが、一先ず彼女に誤解だということは分かって貰えただろう。
うん、その筈だ。
問題は…、
びゅん
フィンは普段では考えられない力でマッシュをレモン達から離す。
これぞ、火事場の馬鹿力というやつだ。
｢馬鹿なの!?｣
｢女の子に、そのセッ………………クスのことなんて普通聞かないでしょ!!｣
｢聞いちゃいけないのくらい分かるでしょ!!!!!!!!｣
フィンは周囲に聞こえないように、だが最大限の非難が伝わるようにマッシュに叫んだ。
まあ、分かってるけどね！
｢え、駄目なの。｣
ほーーーーらーーーーー！
もうパターンだよパターン！
｢そこから!?恋バナですらなんなら君の場合やめてね！｣
｢下の話は男同士で！恋バナも男同士で!!今、頭に叩き込んで!!｣
｢下…？｣
ふつりふつりとマッシュに対する怒りが湧いてくる。
知りたい、知りたい。
知りたいのはいい。
知りたいのは大事だ。
けど、
｢辞書引け!!!!!!｣
ものには限度ってものがある!!!!!!!
マッシュは、友人に切れられた事にバツが悪そうに外を見る。
窓から漏れる光は柔らかで、
昨日の事を思い出した。
A…。
ふっと、マッシュの眉尻が柔らかくなる。
すっとその瞳は、愛しげな色に薄く染った。
そんなこんなしているうちに、新たな出会いがあるのはまた別の話。
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sub山(プロフ) - そらさん» そらさん！とっても嬉しいコメントありがとうございます♥️ぐいぐいいっちゃっていいんですか？笑今許可を頂いたのでがっつりいきます!! (4月1日 2時) (
レス) id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
そら - sub山さんの小説大好きです！読んでいてキュンキュンします❤️これからも更新がんばって下さい！レインとオーター推しの方多いはずなので、その2人はぐいぐいいっちゃって下さい笑 (3月31日 9時) (レス) @page49 id: 8e3a2b7bbe (このIDを非表示/違反報告)
sub山(プロフ) - Suzukaさん» 確かに！レナトス見ないですね💨入れましょう!! (3月25日 1時) (レス) @page28 id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka - レナトス落ち中々無いので候補に入れてもらえると嬉しいです！ (3月24日 23時) (レス) id: 659586fc39 (このIDを非表示/違反報告)
sub山(プロフ) - ルイさん» 即レスで気持ち悪くなってたらすみません(>_<)めっっっっっっちゃ！嬉しいです!!!!!!本当にありがとうございます✨今、ルイさんのおかげで私が最高です！ (3月23日 19時) (レス) id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sub山 | 作成日時：2024年3月19日 13時
