14話 ページ15
｢Aには、仲良き者がいるからなあ。｣
｢誰じゃ？｣
レイン、オーター、カルド…。
さて、今回は誰かのう…。
Aはその質問に答えず、更に告げる。
｢抱かせて、とも、言われたの。｣
｢抱かせて!?｣
はああああ？
この世界で、この娘に対して抱かせろとは、つまりはそう言う意味だろう。
だが、
この世界で、この娘に対してそれを言うのは、魔法を与えた神に背く事だ。
そんな事、そもそもこの世界の秩序を壊す事に他ならない。
ウォールバーグはAの口から出たありえない単語に目を白黒させた。
人神の事もあるが、その前に自分の可愛い養女である。
ふつふつと、それはもうふつふつと湧き上がる様々な思いでウォールバーグは目眩がした。
｢ねえ、お義父様。｣
そんな養父の様子が目に入ってるにも関わらずAはなおも続けた。
戸惑いを見せる養父以上に、Aが戸惑っているからである。
｢好き、と、抱く、は一緒にあるものなの？｣
……。
これは、普通の娘であったら絶対に出ない発言だ。
Aは知らない。
恋、愛、そして愛憎や劣情、それに纏わる情欲など知りもしない。
それは、この17年間生きてきたAの生活で一切排除されてきたものだ。
周囲の人間が、守り抜いてきた無垢だ。
ウォールバーグは、Aに悟られぬよう息を吐く。
そして、
｢Aは、知らんじゃろうな。｣
｢好きとは、｣
｢一つの意味では、無いのだよ。｣
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sub山(プロフ) - そらさん» そらさん！とっても嬉しいコメントありがとうございます♥️ぐいぐいいっちゃっていいんですか？笑今許可を頂いたのでがっつりいきます!! (4月1日 2時) (
レス) id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
そら - sub山さんの小説大好きです！読んでいてキュンキュンします❤️これからも更新がんばって下さい！レインとオーター推しの方多いはずなので、その2人はぐいぐいいっちゃって下さい笑 (3月31日 9時) (レス) @page49 id: 8e3a2b7bbe (このIDを非表示/違反報告)
sub山(プロフ) - Suzukaさん» 確かに！レナトス見ないですね💨入れましょう!! (3月25日 1時) (レス) @page28 id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka - レナトス落ち中々無いので候補に入れてもらえると嬉しいです！ (3月24日 23時) (レス) id: 659586fc39 (このIDを非表示/違反報告)
sub山(プロフ) - ルイさん» 即レスで気持ち悪くなってたらすみません(>_<)めっっっっっっちゃ！嬉しいです!!!!!!本当にありがとうございます✨今、ルイさんのおかげで私が最高です！ (3月23日 19時) (レス) id: f95fa78fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sub山 | 作成日時：2024年3月19日 13時
